<   2013年 09月 ( 3 )   > この月の画像一覧
白身考
  
  
<<続き

第3ラウンドの夜釣りに突入することなく早めに帰宅する

さて初物のカゴカキダイを喰ってみよう

せっかくなので刺身を取ってみたい


a0279321_1545366.jpg

まずは庖丁を研ぐ

ウロコを取ってワタを抜く

キレイに洗って水気を拭いたら3枚に下ろす

果物ナイフのような小包丁が使い易いだろう


a0279321_15544181.jpg

刃に付く脂がちょっと少ない

皮を引いて中骨を切り取る

a0279321_1557555.jpg

どんどん喰うところが小さくなる

初めての試みに皮を湯引きにしてみた

カゴカキダイを捌くのは細かい作業で肩がこる

ショゴもあるから刺身は一匹でいいや

残りはひよって塩焼きにしよう

釣りたてならばウロコを取るだけでいい

アミコマセを使ってなければハラワタは残しておく

カゴカキダイは腹腔内に脂が多く

焼くとその脂がまわって味わいも増す

ハラワタそのものは俺は喰わずに残すが

喰いたい御方は喰えばいいだろう


a0279321_16183512.jpg

焼けた







...








焼いてる間にショゴをさばいた


a0279321_16364866.jpg

カゴカキダイと比べれば大きくて楽だ

出来上がり

a0279321_16423663.jpg

ショゴとカゴカキダイのお造りモロヘイヤ添え

俺の自然農園のミカンが青く膨らんできたので

青紫蘇と一緒にちぎってきてあしらってみた








...








さてカゴカキダイから喰ってみるが

捌きながら脂が少ないのがわかったので

青いミカンの汁を垂らしこんだ醤油を付ける

ワサビじゃ少し強いと思ったからだ

しっかりした歯ごたえの旨みのある白身だが

思ったよりも脂が少ない

秋たけなわの頃のカゴカキダイの脂は

ベットリと包丁や舌にまとわりついてこんなもんじゃない

まだ早いな

ほんの1ヶ月でこんなに違うのか

思えば当たり前のことだが

こんな磯辺の小魚にも旬があるということだ








...








塩焼きはどうだ

a0279321_12285022.jpg

やっぱり脂が少ない

脂がないわけじゃないし身肉の質は素晴らしいから

かなり旨い焼き魚だと言っていいと思うが

盛りのカゴカキダイを知っていると見劣りしてしまう


磯臭いんじゃないかと思いながらも試した皮の湯引きは

皮の裏側にほどよく付いた脂の旨み

ニカワ質が多いのかシッカリとした歯ごたえ

鼻腔に抜けるかすかな磯の香り


こりゃ旨いな

ショゴは普通に旨かった







...








カゴカキダイの解禁日は10月1日にするか

しばらく咀嚼し口の中で楽しんだ皮の湯引きを

純米酒で飲み下しながら俺はひとりごちる


だが待てよ

脂のノリがすべてなのか



日本人は違うだろう


俺たちの白身についての理解と愛はもっと深かったはずだ

あの超絶旨いトラフグの刺身


a0279321_1443557.jpg

昨夜釣ったクサフグじゃないぞ

薄造りを2,3枚コウトウネギに巻きつけてポン酢に浸して喰う

噛みしめる歯にあぁダメと抵抗する身肉の滑らかな舌触り

幽かにしかし確かに口中に広がる旨みとイキモノの香り

このいわば今生の雅味にアブラの要素はない

トラフグなんて高級魚でなくたってカサゴはどうだ

ソイやら石鯛やら身肉のしっかりした磯魚も同様で

それらの刺身の歯ごたえ舌触りイノシン酸やらの旨み

そこには脂の介在しない味わいの世界があるだろう








...








そうだ、このあいだ釣ったイサキの記録を手繰って

白身を味わうレッスンをしてみよう


良型だったがハタイたあとのメスだった

a0279321_166870.jpg

見るからに疲れている

デカイから庭でウロコとワタを取った

a0279321_1615660.jpg

大きいことは大きいんだけどね

刺身を引いてみると分かるが

柳刃に脂はほとんど付かない


a0279321_16202912.jpg

それでも結構旨そうだ

西洋人のコックがこの脂気のない白身を見たら

オリーブオイルを掛けたりバターでソテーしてしまうだろう

俺はそれを否定しない

サッパリしたものに油をあてるのは料理の定石だからだ

ジャンクフードに慣れ親しんだイマドキの若者ならば

クレイジーソルトやらマヨネーズをなすりつけたりするだろう

俺はそれも否定しない

マヨネーズを付ければたいていのものは旨くなるからだ

だが今回は刺身で喰っていただこう








...







たいていの魚は産卵に絡んだ時期の身肉はマズイ

乗っ込みの魚は釣り易いし真子や白子を尊ぶこともあるから

盛んに漁獲されるが身肉は必ず不味くなる

産卵直後ともなれば救いようもない魚が多い

その点イサキは肉質がとてもいいのだろう

煮たり焼いたりはダメだが

刺身なら充分食うに耐える

微かな旨みを味わう今回のレッスンの教材に

ハタイたあとのこのイサキは最適じゃないかと思う


a0279321_16533077.jpg

さあどうぞ

このレッスンを卒業すれば

アナタもスカした食通の仲間入りだ

ココロを落ちつけて一切れ喰ってみたまえ

...

どうよ

...

ワサビ醤油の味しかしないって

...

ならばポン酢で喰ってみたまえ

箸先に柚子胡椒を付けるのも九州風で悪くないぞ

...

どうよ

...

ポン酢が酸っぱくて旨いって

...



くっ


...


...




ココロで喰えココロで




にほんブログ村 釣りブログ 関東釣行記へ
にほんブログ村
にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへ
にほんブログ村
にほんブログ村 釣りブログ 陸っぱりへ
にほんブログ村

海釣り ブログランキングへ

渓流釣り ブログランキングへ

読んでくれてありがとう
[PR]
by US100243 | 2013-09-18 17:39 | 海の幸 | Comments(12)
房総パトロール~秘密の花園
   
   
南房磯でエサやりをした


日頃遊んでくれる磯辺の小魚達に

感謝のココロをこめてエサやりをしたのだ


a0279321_11371327.jpg

ホットケーキが焼けたよ


たぶん喜んでくれたと思う

平和なココロで朝を迎えた


a0279321_11422581.jpg




世はなべて事もなし







...








さて今日のテーマはここからだ

本格的な秋の釣りシーズンを迎えるにあたり

南房から外房にかけて海の様子をチェックしてみたい

オールシーズン釣りしてるくせに何を今さらと言われれば

まさにその通りで返す言葉もないが

まあ要は竿を振ったり砂をほじくったり

イロイロ遊んでみながらオカズ釣り師として

晩の肴を確保しつつ引き出しを増やしてみたいということだ


テーマとか言っちゃったりして今となってはハズカシイが

そんなおぢさんのささやかな虚栄心を

優しく見逃していただければ幸いである








...








俺は漁港のパトロールにワームを多用する

つーかマゴチからショゴに至るまで

このところルアー釣りではワームでしか釣れてない

ミノープラグで釣ったほうがゲームとしては面白いが

魚が欲しいからついついワームを手にしてしまうのだ

そしてルアー釣りの世界ではワームで釣るより

ミノーで釣ったほうが圧倒的にカッコイイとされている

実際はされてないのかもしれないが

少なくとも俺はそう思っている

技量もないくせに結構テイサイを気にする俺は

今日はワームはやめてコイツを投げる事にした


a0279321_12592635.jpg

ワームの次くらいにインチキくさいw

ご存じアイスジグでルアーの名門ラパラの製品だ

もともとは湖の氷上の穴から落としこんでチョンチョン誘う

フレッシュウォーター用のルアーだと聞くが

ここ日本では海のライトゲームの定番ルアーとなった

淡水用のせいか猛烈に錆びやすいのが難点だが

そのトリッキーな動きはたいていの魚によく効く

重いから遠投ができるし勝負も早い

アイスジグをパイロットルアーとしてリーダーに結び

俺は漁港パトロールを開始したのだ








...








南房漁港のどん詰まりのスロープの先

駆け上がりにアイスジグを投げ込み誘い上げると

ワラワラと魚群がまとわりついてきた

そのうちの一匹がアイスジグに喰いつきギラリと光る

20cmくらいのメッキだ

平べったくてスピードもあるから

小さくてもメッキの釣りは面白い

引きを楽しんでいるとじきにバラシてしまう

怯えてしまったのかそれきり反応はない

メッキの姿を確認できたのでそれで良しとし

俺は次の漁港に向かった








...








今度はめいっぱい遠投して底まで沈める

着底を確認するとすぐチョンチョン巻き巻き

すぐにガツンときた

沖目で掛けたのでやり取りが楽しい

引きからいってメッキかショゴかマアジかもしれない

寄せて見ると20cmくらいのショゴだ

3匹ほど仲間を引き連れている

こりゃ旨そうだと抜こうとしてまたバレた

アタマかオシリの針に掛かってたのだろう

オナカのトレブルフックならまずバレルことはない

アイスジグのアタマとオシリのフックって意味あるのか

バラシやすいしゲイブ幅もいいかげんな気がするぞ

慌てて周辺を探ったがもう反応はない

アイスジグは勝負も早いがスレるのも早い








...








どうも調子悪いなと思いながら

係留された漁船の影にアイスジグを投げ込む

アイスジグは大気圏内に突入したスペースシャトルみたいに

まるで滑空するように底に向かって沈んでいくが

船影から迎撃ミサイルが飛び出してそれを襲う

おっ、めずらしくヤル気満々のショゴだ

ひったくるようにアイスジグを咥えたショゴは

ぎゅんぎゅんぎゅんと竿を引きこむ

PE0.4号のラインがちりちりと引き出されていく



こりゃ楽しい


a0279321_1528524.jpg

キタキタキタァ

刺身にしたかったので〆て血抜きをした

単騎で飛びついてきたから2匹目はないだろう


a0279321_1115750.jpg

ポッテリとして旨そうだ







...








暑かった夏も去りかすかに秋の気配を感じる空気の中

のんびり漁港を流していると

おやっ、何やらナブラがたってるぞ

対岸近くでルアーを投げても届かない

仕方がないのでよろよろと走り対岸にまわりこむ

すでに魚の気配はなく水面は静まり返っている

コンクリの上にヘタリ込みハァハァ息を切らしていると

ややっ、向こうでナブラがたったぞ

さっきまで俺がいたあたりだ

やれやれマイッタとまた対岸まで走る

到着すると静まり返っているのはお約束だ



チクショウめ


自然現象だから仕方ないのだが流石に俺は拗ねた

息もタエダエに岸壁の上にうずくまりながら

もうナブラたっても無視するもんねと拗ねていると

ありゃ、今度は目の前でナブラがたったぞ

漁港内を回遊しているのだろう

落ち着いて考えれば当たり前のことでも

脳細胞がボイルしてると分からないものだ

メッキかショゴかと期待しながら

ナブラの向こうにアイスジグを投げ込み

竿を立て気味にして表層を速引きする

ガツンと喰いついた魚がシュンシュン走る

結局小サバだった


a0279321_11294770.jpg

いつも元気にビビビビビッ







...








鴨川のヤックスドラッグに寄ってみた

この店は結構釣り具釣りエサが充実していて安い

冷凍庫の領有権を巡り嫁との紛争の種になりがちな

アミブロックやら生イキ君やらを買い足していると

アイスジグのぱちもん発見!


a0279321_11461458.jpg

これは完全にパクリだろうw

俺は根がケチンボなせいで安物にはちょっと弱い

だから俺のルアーボックスはぱちもんルアーで無駄に重い

本物のアイスジグは700円くらい

偽アイスジグは380円

ふたつ買った

だってよく見ると日本製らしいのだ


a0279321_11513322.jpg

フックだってカルティバだ

ひょっとすると本物より性能がいいんじゃないか

今度実戦で使ってみよう








...








外房漁港の昼下がり

潮は下げきっている

魚を望める状況ではないが

それでも何か面白い物はないかと

俺は海をのぞき込みながら歩いていた



うひょー、すげーっ!


a0279321_13322286.jpg

よくご覧いただきたい

真ん中に写っている魚は50cmを優に超える

「年無」と呼んでいい居着きらしいクロダイで

クチの周りが白いのは牡蠣をバリバリ喰ってるんだろう


まあそれはどうでもいい話でその左側を見てほしい

サンバソウらしい魚が見えるって?

違う違う、もう少し下だ

ちょっと見え辛いか

それじゃもう少し近づいてみよう


a0279321_13494940.jpg

キレイな魚が咲き乱れ

良型のカゴカキダイの群れだ


これは凄い

今日はカゴカキダイの育ち具合も気を付けて見て回ったが

どこの漁港や磯でもまだまだ小さかった

だいたい5cmくらいでそれじゃ喰うところがない

それがこの群れはどうだ

平均して8cmくらい、10cmを超える個体も多い

今時分これなら秋が深まったらどうなっちまうんだろう

カゴカキダイのポイントは深さも重要な要素だ

カゴカキダイは見釣りでなければ数は釣れない

だから目視できる深さでなければならない

その他もろもろ考え併せてこのポイントは完璧だ

俺はどちらかと言えばポイントを秘匿できない性質だが

ここは誰にも教えられない








...








俺は国道に戻り釣具屋を探した

初めて入る釣具屋に飛び込みイソメはないかと訊く

ナイと答えたオヤジは何を釣るんだという

俺はとっさにシロギスだと嘘をついた

何だかホントのことを言うのが恥ずかしかったのだ

許せカゴカキダイ

しかし困ったな

よし、本気だすぞ!








...








俺はアタマの中の貝拾いマップを検索し

巻貝を拾える一番近いスロープに急行した

水際まで降りると多くはないがスガイがいる

スガイはマイクロさざえみたいな貝で喰っても旨い


a0279321_14363937.jpg

なぜか表面に藻が付きまくる

適当に拾い集めて秘密のポイントへと戻ったのだ







...








スガイを叩き潰しその殻をコマセる


a0279321_14553941.jpg

気分は石物師w

リールなんぞは使わない

フロロの1号をカゴカキングロッドのトップガイドに結ぶ

道具箱をかき回して適当な小針を探す


a0279321_1505245.jpg

1本だけ残ってた

竿いっぱいの糸に小針を結びガンダマをかます

スガイの身肉を丁寧に装餌してコマセたあたりにぶっ込む

すぐにグンと反応がある

ググンと二段引き

グググンと三段引き

ぐいとアワセると強烈な引きに竿がしなる

うおおぉ、ギャフはないかーっ

ギャフがないならゴボウ抜き


a0279321_1512537.jpg

イシダイw

のんびり構えるとイシダイが釣れてしまう

カゴカキダイは甘くない

口先でついばんでいるのを素早くアワセる


a0279321_1533791.jpg

今シーズンの初物だ

気を緩めるとコイツが

a0279321_15353316.jpg

大きくなってkatsuさんに釣られなさい

それでもコツコツ釣り溜めていくと

a0279321_15385917.jpg

デカバンきたーっ

13cm以上あるんじゃないか

嬉しいな刺身がとれるぞ








...








背中に殺気を感じた

振り向くと近所のおばちゃんだった

この漁港はあまり釣り人に好意的ではないのだが

特に意地悪を言うでもなく俺の釣りを見ている

何を釣りたいのかと訊くので

それ、カゴカキダイ

活かしてあるバッカンを指さす

ふーん...さっきの魚はなんで逃がした

イシダイだから

俺が小さすぎるカゴカキダイをリリースしながら答えると

ふーん...今のはなんで逃がした

小さすぎるから

ふーん...難しいんだね

そしてしばらく俺もおばちゃんも押し黙った








...








俺には分かる

おばちゃんは俺に訊きたいのだ

その小魚を飼うのか喰うのかどうするのか

訊きたくってたまらないのだ

結構気の弱い俺はこんな場面ではたいてい

あまり知られてないけど食べるとオイシイんですよ

などと先回りして教えてしまうことが多い

けれど今回俺は何も言えなかった

おばちゃんにカゴカキダイの味を覚えられるのを

このポイントでカゴカキダイを釣りまくられるのを恐れたのだ

しばらくの沈黙のあと尋問を再開することもなく

おばちゃんは裏の家へ帰っていった


a0279321_1617268.jpg

食べる分だけ釣りました

さて、そろそろ俺も帰ろう



料理篇に続く>>




にほんブログ村 釣りブログ 関東釣行記へ
にほんブログ村
にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへ
にほんブログ村
にほんブログ村 釣りブログ 陸っぱりへ
にほんブログ村

海釣り ブログランキングへ

渓流釣り ブログランキングへ

読んでくれてありがとう
[PR]
by US100243 | 2013-09-11 16:40 | 海の釣り | Comments(24)
晩夏の渓~モノの値段を考える
   
   
時化れば山に逝くだろう

台風15号の影響で波が高い

前回フエやらイサキやらを仕留めてノッてる俺だが

波高3mの予報で夜磯に乗るのはヤバいだろう

上げ潮基調の俺なんだからコショウダイやらフエフキダイやら

大物が釣れちゃうのは間違いないところだが

荒れた海は怖い

ヘタすりゃ御免なすってしてしまうだろう

だから今回はヤマメを釣ることにした

思えば渓流釣りのシーズンはあと1ヶ月もないのだ








...








ラジオ体操の歌を歌いながら出発する


a0279321_15593373.jpg

あーたーらしーいーあっさがきたー

すでに日は昇り渓流釣りとしては遅い出発だが

毛鉤でヤマメを釣るようになってからはこんなものだ

朝マヅメにはこだわらないし川虫を採る時間もいらない

平日の釣りなので先を争うこともない


a0279321_16102183.jpg

ちょっと道が混んでるけどね

そしてゆっくり出発する理由がもうひとつ


高速料金のETC割引だ


皆さんご存じの通り通勤通学やら深夜やら

曜日や時間帯によってイロイロ割引がある

根がケチンボな俺は結構それを気にしている


a0279321_11142566.jpg

もうETC割引なしじゃ生きていけない

俺のホームの那珂川上流域までおおよそ200km

以前は往復の高速代で7,000円以上払っていた

それが今では4,000円とちょっとだ

ずいぶん違うだろう

イヤそれでも結構高いな

1回の釣行の通行料で4,000円以上は高い

俺の使ってるリールより高いじゃないか


a0279321_1132987.jpg

バーゲンで買った愛機エアノスXT

何年もの間繰り返し使うリールより

1回の釣行の高速代の方が高いなんて

いかにもバランスが悪いだろう

ナニ、もっと高いリールを使えとおっしゃるか



...


断る!







...








那珂川本流は観光地那須高原を貫いて流れる

だがもう夏休みもほとんど終わり

ひと気のない避暑地でのんびり釣りができると

思ってきたのだが甘かったようだ


a0279321_11405175.jpg

ちょっと先行者が多いなw

まあいい

今の時期本流筋のキープサイズのヤマメは

夕マズメの一瞬しかドライフライには出てこないだろう

それまでちょっと試してみたいニューギアがあるのだ


a0279321_11514675.jpg

バイオギアBG8000(ミズノ)

有名アングラー、ソルトマン氏ご推奨の夏用タイツだ

夏場の磯を駆けずり回るのに最適だと

いつも参考にさせていただいてるブログに書いてあった

下半身のムレは釣師とご婦人の共通の悩み

俺は即バイトした

12,000円位した


a0279321_127032.jpg

広げて見てみよう

ウ~ン

考えてみたら似たようなモノを持ってたな


a0279321_12142821.jpg

夏用鮎タイツ(阪神素地)

確か6,000円もしなかったような

安いせいか何だかカッコ悪い気もするし

ちょっと生地も薄いと思う








...








さて運動生理学やバイオメカニクスの研究に基づいて

素材のストレッチや衣服圧がコントロールされた

12,000円もするバイオギアBG8000を履いてみよう


a0279321_12543344.jpg

おおっカッコいいじゃないか

ぴちぴちムッチリ感がたまらない

関節と筋肉がトータルでサポートされてる感じだ

カタログにそう書いてあるからそう言ってるんじゃない

こうして下半身をキュッキュと締めつけられると

素敵なおぢさまバイオギアBG8000がお似合いね

などとアスリートな娘さんとお近づきになれるような

そんなココロ持ちさえしてくるから不思議だ

ナニ、ケチンボがタイツに12,000円も払ったものだから

暗示にかかったのだとおっしゃるか


...

それは否めない







...








秋の産卵期が近づくとヤマメ達の多くは

産卵場となる沢筋に入っていく

だから魚が欲しければ沢を釣ったほうがいい

山の胎内に溶け込んでいくような感覚を覚える

沢筋の釣りはとても好きだが

今は抱卵魚を追いかけているようでちょっと気が引ける

今日は本流を釣り通そう


a0279321_13555953.jpg

産卵に参加しないチビばっか

警戒心の薄いチビが先に出てしまうから

そこそこのサイズのヤマメが釣れないとも思えるが

どうも秋口のヤマメは地合いにシビアなんじゃないか

昼間はまるでドライフライに出てこないのだ

ならばリアクションで喰わせてみようと

大振りな毛鉤で荒瀬のピンポイントを叩いてみる


a0279321_14174967.jpg

こんなところ

もんどりうって良型のイワナが出てきた

a0279321_14233134.jpg

居残りの成魚放流魚だろう

昼間釣れたキープサイズはこの一匹だけだった







...








夕マヅメまで何か喰い物を探してみよう

おや、あれは栗の木じゃないか


a0279321_14573496.jpg


まだちょっと早いか

a0279321_152444.jpg


未熟な白い栗の実を剥いてナマで喰うのも

ちょっと乳臭いような風味で悪くはないが

イガが刺さるとハンパなく痛いのでやめておこう


アッチを見ればクルミが生ってるぞ


a0279321_1511445.jpg


山のクルミは恐ろしく硬いがけっこう旨い

でもこれもまだ早いな


おっ、アレも煮て喰うと旨いんだ


a0279321_15274955.jpg

辺りを探してみたが今日はいなかった


バイオギアBG8000の履き心地は上々だ

汗をかいてもドライ感があってベタつかないのがいい

これなら磯でも使えそうだ









...









ずいぶん野山を歩いてみたが

結局何も収穫できなかった

a0279321_15582886.jpg


何だか季節が中途半端なのだ

秋の実りには少しばかり早い

まだまだ暑いがその夏ももう終わりと思えば

何だかちょっとやるせない

老いぼれた俺にはガキの頃の夏休みの

記憶なんぞはほとんど残ってもいないが

このやるせなさはその頃に由来してるのか

何だか詩のひとつでも詠んでみたくなる

ヘタな俳句でも詠み捨ててみたくなってしまうのだ



ふとももに チクリときたぞ このやろう


アイタタと手で振り払うとでっかいアブが飛んでいく


a0279321_163116.jpg

アカウシアブかな

酪農の盛んな那須高原にはコイツが多い

マヌケだから叩き落とせることが多いが

噛まれるとかなり痛いよ








...








日が短くなってもう夕マヅメ

水温が20度を切る


a0279321_16134515.jpg

19度

なぜか秋口にだけよく効く黒毛を結ぶ

a0279321_1616340.jpg

他のシーズンはパッとしないのに

日没後のホンのひととき

a0279321_16193050.jpg

天然魚らしいたたずまいだが

魚はいるのだ

a0279321_16205928.jpg

旬の頃のポッテリ感はもうない

20cmの魚だけ

a0279321_16222289.jpg

本日のおみや







...








イワナとヤマメを焼き

自然農園の野菜を添えて肴をととのえる


a0279321_1640113.jpg

よい子は野菜も喰うのだ

梅雨の頃あんなにジュ―シィだったヤマメも

今になるとイワナとあまり変わらない

そんな脂気のない渓魚の身肉をむしりながら

純米酒をぐびりと呑む

酔いがまわるとフトモモが猛烈に痒くなる


a0279321_16474123.jpg

噛まれ口が化膿することもある

おいおい

磯ヌカカは大丈夫なのか

バイオギアBG8000...

12,000円也...




にほんブログ村 釣りブログ 関東釣行記へ
にほんブログ村
にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへ
にほんブログ村
にほんブログ村 釣りブログ 陸っぱりへ
にほんブログ村

海釣り ブログランキングへ

渓流釣り ブログランキングへ

読んでくれてありがとう
[PR]
by US100243 | 2013-09-04 10:13 | 川の釣り | Comments(25)
  

釣って食べたり採って食べたり
by 咲いたマン
プロフィールを見る
画像一覧
最新のコメント
アトランティックな夜..
by 咲いたマン at 17:57
キンキンに冷やしたズブロ..
by atlantic night tales at 06:10
内房の名無しさん、お..
by 咲いたマン at 07:50
おお ズブロッカ 商用..
by 内房の名無し at 15:00
しげさん、おはようご..
by 咲いたマン at 09:10
katsuさん、おは..
by 咲いたマン at 09:04
orchid.tit..
by 咲いたマン at 08:57
こんばんはー ラムとお..
by しげ at 00:09
毎日更新されてるか確認し..
by katsu at 22:43
お久しぶりです。 ..
by orchid.titi at 10:58
タミーさん、おはよう..
by 咲いたマン at 07:20
海おとこさん、おはよ..
by 咲いたマン at 07:14
磯トンボさん、おはよ..
by 咲いたマン at 07:06
咲いたマンさん、こんばん..
by タミー at 21:25
ご無沙汰しておりやす。 ..
by 海おとこ at 12:18
アルコール度数7度の酒を..
by 磯トンボ at 10:20
もも兄ぃさん、こんに..
by 咲いたマン at 18:06
銀玉ピストルさん、こ..
by 咲いたマン at 17:56
キュウリ草さん、こん..
by 咲いたマン at 17:42
 咲いたマンさん、こんに..
by もも兄ぃ at 11:27
ブログジャンル