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南房夜磯~ムーンライトそりゃねーぜ
   
   
月夜はどうも釣れる気がしない

もちろん俺も月明かりの中で魚を釣ったことはあるし

月夜でないと危ないから夜磯には乗らないというベテラン磯師だっているのだから

実際月夜だから魚が釣れないということは無いのだろう

煌々と光る月そのものは大好きで

何やら原初的なエネルギーを身体に注ぎ込まれるようなココロ持ちさえして

満月の夜は犯罪発生率が高いなどと言う

都市伝説をさもありなんと思ったりもする

波間を泳ぐ魚たちも輝く月を仰ぎ観て

コ―フンしてエサを漁る気にもなれないんじゃないか

そんなイイワケを考えながら

俺は南房夜磯でチャランボに掛けた竿を眺めている


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今日も釣れねえなぁ

正面になる西の空には膨らみかけた半月

月の入りまでまだしばらく時間はある

別に統計的な裏付けがあるわけじゃないが

月夜はどうも釣れる気にならないのだ








...








ずいぶんと早くに梅雨が明けた

本格シーズンを迎えいよいよ俺は

夜磯で釣りがしたくなる

先週確保した休みはちょっと荒れ模様だったので

渓流釣りに遣っちまった


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メンドクサイので記事割愛

妙に忙しくて今週は休みが取れそうにない

予報では高かった波も今夜あたりから収まるようだ

やらやら夏限定のお友達が手招きをしているぞ

どうする、いつ逝くんだ



今だろうw


明日の朝までに帰ってくればいいのだ

俺は黄色いエサ屋に解凍予約をいれた








...








強引に仕事を片付けたことにして

館山道に向かう頃には気温は大台を割る


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39度w

富浦インターを降りてエサ屋に滑り込む

支払いをしながらふと思ったのだが



オキアミ値上がりしてません?


俺はケチンボのくせに値段を覚えられないダメ人間だから

ハッキリ確信を持って言えないのだが

去年は3L3kgブロックで千円以下だったような

まあいいやと俺はステンカゴも買い占めてみた


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いずれ荷台の肥やしに

解凍トレイに乗ったオキアミが平日とはいえ俺の分だけだったので

ちょっと不安を覚えながら俺はエサ屋を出たのだ








...








磯場に着くとまだ結構波っ気がある


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写真に撮ると大したことない

でも今日の波はダイジョウブのような気がする

海での経験値の低い俺は上手く説明できないのだが

同じ波高でも沖合から大いなるパワーをともなって寄せる波もあれば

それほどでもない波もある

もちろん動く水のエネルギーは凄まじく

決して侮ってはならないが

今日の波はダイジョウブだと感じた

先日イサキを釣ったポイントに入ることにした









...








さて始めに使い慣れつつある中通し竿

道糸を誘導するワイヤーを通すのだが

アナを間違えないように慎重になさねばならない

くっ...


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チェリーボーイじゃあるまいし

三回試してやっと成功

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ハァハァ

そのワイヤーで引っ張り通した道糸に

2号の電気ウキとステンカゴをセットする

そしておもむろに竿を伸ばしていくのだが

途中でガリガリと嫌な音と手応え

継ぎ目に大きめの砂粒を噛んだようだ

俺の中通し竿はワケあって尻栓がないから

内部に砂が入りやすいのかもしれない

すぐ分解して洗浄し組み直すのが常識だが

この磯場でそんなことができるか

俺はちょっと戻してブランクを回してみたり

軽く叩いて噛んだ砂粒を落とそうとしてみたり

イロイロやっているうちに所定の位置まで伸ばせたようなので

もうそれで良しとすることにした








...








暗くなってジャブる


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真水に潮水に大活躍

コマセをステンカゴに詰めて溝に振り込む

このなんちゃってカゴフカセ仕掛けは外房でアジを狙ってる頃によく使った

「コマセと付け餌が同調してる感」があって好きな仕掛けだ

ウキ下80cmでコマセと同調もヘッタクレもないようなものだが

まあキブンの問題だ

仕掛けの重みでそこそこ遠投もきくし

中通し竿でも仕掛けのサバキがとてもいい

サバキはとてもよかったがアタリは遠かった

前回イサキが喰った筋や根際を丹念に探ったが

フグが何匹か釣れただけだった







...








今日の潮はダラダラ上げて満潮は23時半頃

その時分には月もほとんど沈んでいるだろう

勝負はこれからだとコマセを詰めては仕掛けを投入する

沖目に流れ出た仕掛けをフンフンと巻き寄せていると



バキャッ

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スプリングが入ってるのか


竿が折れたーッ



フエダイの引きに負けたのではなく

コロダイの引きに負けたのでもなく

ミニカゴの回収抵抗に負けて折れた

さっき竿を伸ばす時に付けた傷が原因かも知れない

この竿も俺のようなズボラな男に買われたばかりに

切ない最期を遂げたということか

なんだかスマンかったのう








...








竿の交換を機に釣り場を移動した

去年フエダイを釣った岩に乗ってみた

釣り師と犯罪者は現場に戻るものなのだ

通常のフカセ仕掛けをセットして再開する


a0279321_13382646.jpg

月も赤く沈みつつある

しばらく記事冒頭のような状況が続いたが

日付が変わり月が沈むと

それを待っていたかのように赤く光る電気ウキが沈む

ほら釣れた


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結構デカイがクチブトだ

釣れるけどクチブトばかりだな

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冬にまた会おう


喰える魚は釣れんのか


あっ釣れた

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キープw

潮もだいぶん引いてきた

今日も仕事だもう帰ろう

俺の中で以下の式は公式になりつつあるな



月夜≒釣れない







...









夏の朝は早い

館山道を走る頃には辺りは明るくなっていて

サーフを撃てばいいマゴチが釣れるだろうと

未練に思いながら俺は車を運転していた

日々の仕事やスポーツジム通いの合間に

無理やりねじ込んだ徹夜釣行だから

ひどく疲れていたのは間違いないが

イネムリをした自覚は全くない



だが意識が飛んだ


気が付くと大型トレーラーの尻が目の前にあった

急ブレーキをかけてハンドルを切ったらしく

追い越し車線に向いた車体は右半分が浮きかけていた



アアッぶつかる


そう思うだけだったが身体が反応した

短いブレーキ音が聞こえたように思ったが

ABSが作動する前にブレーキを開放しハンドルを左に戻した

俺の車はミノープラグのように少しローリングして

追い越し車線を走り抜けた



ココロと身体が一致したのは

大型トレーラーがバックミラーに入ってからだ

全身に粘っこい汗が滲み出ていた


時速100km前後で走っていた俺の車が

50kmくらいで流していた大型トレーラーに追突しかけたのだ

君津を過ぎた辺りで車線が増えていてよかった

明け方のことで俺たち2台以外の車がそばを走ってなかったことも幸いした








...








アソビで命を落とすなんてトンデモナイと世間は言うだろう

だがいずれ人は死ぬ

運が良かったり悪かったり

下手打っちまったり上手く切り抜けられたり

サイコロの目のように人の生死は振り分けられる

そこには仕事もアソビも関係ないんじゃないか

どちらかと言えば道徳家ではない俺は

仕事ならよくてアソビならダメと考えることができない

ただココロの底から事故らなくてよかったと思うだけだ








...








この出来事で眠気はイッキに吹っ飛んだが

用心して幕張P.A.で30分ほど気絶した

家につく頃には辺りはすっかり明るい

狭い庭で半ば野生化したキュウリが朝露に濡れている


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これはアソビ慣れたご婦人にお勧め

オクラの花も今朝はちょっとキレイに見える

a0279321_1591198.jpg



キュウリをポキリと折り採り家の中に入ると

昨夜も蒸し暑かったのだろう

居間のフローリングの上に海獣が横たわっていた

被ったタオルケットの下から寝ぼけた声で

朝飯を食べるのかと言う

喰わない、少しだけ眠る

俺は答えた





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by US100243 | 2013-07-24 16:05 | 海の釣り | Comments(24)
南房夜磯~伏字の世界
   
   
ブログを始めて1年が経った

歳月は勝手に来て勝手に去っていく

ご覧の通りの愚にもつかない与太話を書き連ねているうち

1年が経ってしまったのだ

晴耕雨読ときどき釣りのつつましく枯れて逝く初老の男の

ささやかな生活をしたためてみようと始めたブログだが

そのモクロミは果たせたろうか


まったくココロもとない限りだが

そんな俺のブログにもひとつ誇れるところがある

それは覗きに来て下さる皆さん

もとより万人受けする文章で無いのは自覚しているが

それでも決まった皆さんが見に来て下さる

断言してしまおう


このブログは読者層がいい

もちろん実生活では一面識もない

ネットの世界でだけのお付き合いだから

ひょっとすると他人には言えない性癖をお持ちだったり

あるいは警察には言えない職業で生計を立てていたり

いわゆる善人だったりそうでなかったり

そんなことは分からないしどうでもいい



いわば語るに足る人々


コメントをくださる方もそうでない方も

そんな皆さんが俺のくだらない話を読んで

アハハと笑い飛ばして下さるひとときがあるなら

それだけで俺はとても嬉しい








...








でもホンネを言うとちょっと淋しいのだ

一番お近づきになりたいご婦人の読者は皆無だろう

まあそれは仕方ない

それにしても読者が少ないんじゃないか

ご存じのように先輩名人諸氏のブログの多くは

閲覧制限を設けたりコメント欄を閉じたりして

ウゾームゾーの接近を拒んでいる

ちょっとイイ魚や特殊なメソッドを伏字にしたりと

記事の書き方にも工夫がなされている

なぜなら釣り方を教えてくれだの

ポイントを公開しろだの

クレクレ君が殺到して収拾がつかなくなるのだそうだ


俺のブログではそんなことはない

一年間ブログを書いていて問い合せは一件もない

こんなオープンリーチ状態なのにだ


なぜか


ロクな魚が釣れてないからだろう

情報に飢えたクレクレ君たちも

無駄な労力は使いたくないに違いない



クヤシイじゃないか


ここは一番ヒミツにしたくなるようなメソッドを使ったり

伏字にしなきゃならんような魚を釣ってみせねばなるまい

そしてたまには炎上とかいう状態に

なってみたいと秘かに憧れたりしている








...








<<前回からの続き

さて予約していたアミをバッカンにぶちまけ

グレベストをバサバサと振りかけこね回していると

次第に俺は変な気持ちになってくる

今日は夕マヅメまではライトゲームを楽しみ

暗くなってから磯に乗るつもりだったのだ

だがこうしてコネコネしながらアミの匂いを嗅いでいると

いつまでもこうしてアミの匂いに酔い痴れていたくなる



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ああぁいい匂いだ

アミには何かそうした成分が含まれているのだろうか

それともマルキューの製品にはイケナイ〇〇〇が配合されているのだろうか

アミコマセから離れがたくなってしまった俺は

夕マズメライトゲームはまた今度にして

早めに磯に乗ることにしたのだ








...








今回の釣り場は慎重に選んだ

まだウネリが残っていたし

明るくて時間的にも余裕があったからだ

そしてもうひとつ

どうも俺の車が幾人かの南房磯師の方々に

このオンボロは咲いたマン車だと同定されてしまったらしい

車種など明かしたことは無いのにどうしてだろう


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房総一のだらしなさ

釣り師の情報分析能力おそるべしだ

しかしながら駐車できるスペースは限られている

だから俺はショイコを背負い遠くまで歩いた

と言って先輩名人諸氏にお会いしたくないわけじゃない

むしろご挨拶してお話したい気持ちでいっぱいだ

でも釣れてない姿を見られたくなかったのだ

柄でもないのに体裁を気にしてしまう

釣る前から釣れないことを前提にひるんでしまう

人間を勝者と敗者に分けるなら

俺は自然に敗北者なのかもしれない







...








初めての岩場だがなかなかイイ感じだ

足場の沖側の岩が小高くなっていて

かなりのヨタ波がきても直撃は避けられそうだ

やや横を向いて溝を釣る

手前に根が横切っているので

少し強引なやり取りが必要だろう

夏至を過ぎたばかりの今、夕マヅメは遅い

満潮でも水の来ない背後の海岸に基地を設け

俺は暗くなるまでの時間ゆっくりと準備をした







...








薄暗くなって戦闘開始

半身ウェットにフェルトスパイクの鮎タビ

フローティングベストの標準装備でジャブる


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渓流なのか磯なのか

エサトリが多くて付け餌がもたない

完全に暗くなってからが勝負だろう

伏字その1は満潮前後が地合いだと言われている

今夜の満潮は20時半

来るべき時を待って俺は竿を振り続けたのだ








...








何だか調子が良くない

釣りの調子が良くないのは毎度のことだが

精神の調子が良くないのだ

時折ウネリが足場を洗うが

今夜のウネリに対してこの足場は絶妙で

沖側の岩に叩きつけられた波は左右に分かれ

俺には少し飛沫が掛かるだけだ

だが怖くてしょうがないのだ

岩場に叩きつけられる波の

腹の底から震わせるようなその響きが

怖くて怖くてしょうがないのだ

何だか気持ちまで悪くなってきた

時刻は20時まだ潮は上げてくるだろう

俺は少し休むことにした








...







不思議なもので波打ち際から10mも離れると

恐怖感は全くなくなる

海もそう荒れ模様ではない

俺はショイコのそばに腰を下ろすと

缶コーヒーを啜ったり

ケータイのメールをチェックしたり

何だかしょんぼりした気分で時を過ごした

それでも時間はなかなか経たないので

俺は思いついて仕掛けのクッションシンカ―を

〇〇に付け替えてみたりした

何を付けたかは秘密である








...








21時を過ぎる頃気持ちも落ち着いた


流れる潮を膝で押しながらポイントまでジャブる

先ほどの足場は最初の見立て通り

上げいっぱいでも波は被らなかった様子だ

気を取り直して釣りを続行しよう

〇〇にコマセを詰めて溝に振り込む

勢いよくウキが沈んだ


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コンバンハ

悪くないぞ

メンテナンスが悪いせいか

もともとの竿の特性なのか

軽い仕掛けではロクに道糸の出ていかない中通し竿だが


〇〇とコマセの重みで格段に捌きが良くなった

コマセを詰め直し少し沖目に振り込んでみる

波間を漂っていた2号の赤い電気ウキが

横っ走りに海中に引き込まれていく

糸ふけをとりフンッと合わせるとグングン引くではないか

なかなかの引きで小さい魚ではないと分かるが

沖目で根に絡まれては敵わないので構わずゴリ巻く

ポリシィなざげに泳ぎまわる魚なので

ひょっとすると伏字その2かなと思いながらゴリゴリ巻く

手前の根をかわして浮かせた獲物は水面で暴れている

さあどうする

タモ入れか

いいやと俺は少し道糸を巻きとり竿先を下げる

腰だめにした竿全体に獲物の重みを乗せると

フンガッと一気に抜く

暗闇の中俺めがけて飛んでくる獲物

素早く左手に握った磯ダモで



ナイスキャッチ!


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〇〇〇キタ―ッ







...








これは鮎釣りやヤマメ釣りで使われる引き抜きという技法で


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もちろんこのおぢさんは俺じゃない

普通磯では使われないだろう

俺も夜磯で初めてやったが別に考えてやったわけではなく

カラダが反応しちまっただけだ


今回はたまたま上手く受けられたが

暗闇で魚を受けるのは至難の技で

まったくお勧めできない

第一川魚と違って海の魚はトゲトゲチクチクしてるから

受け損ねて顔面にでも当たったらとても危険だ

もしそれがゴンズイだったなら

一生の想い出になるだろう

だが今回は怪我の功名というか結果オーライで

タモに入った瞬間に口切れして〇〇〇は針から外れた


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40cm弱ってところか







...








モロモロを放り込んだランドリーショイコを背負い

締めた〇〇〇をスカリに入れて手にさげ

砂浜と海岸植物の群生の境目を歩いて逝く

次はフ×××でもキメてやるかな

疲れてはいるがシアワセなひととき

どなたかにお会いできないかなとあたりを見渡す

こんな時には誰もいない

未明の駐車スペースには俺の車が一台

梅雨のあとさきの湿って少し暑い陸風が

俺のかたわらを吹き抜けていくだけだ




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by US100243 | 2013-07-10 12:25 | 海の釣り | Comments(28)
房総周遊~今夜は帰さない
  
   
海の魚が喰いたい

言っちゃいけないがヤマメはちょっと喰い飽きた

アレな地域のヤマメを骨まで喰い続けてるから

南房夜磯でボンヤリと光る釣り人をお見かけになったら

たぶんそれは俺だろう


もちろん日課の鮮魚売り場ラン&ガンは欠かさないので

ホタルイカを掬ったり


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血圧注意


売りつくしセールに超絶ボイルしてしまったり

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だってアータ499円が100円ですよ

それなりに海の幸は味わってはいるが

それじゃダメなのだ

やっぱり自分で釣って喰いたい








...








このところの磯フカセは絶不調なので

ちょっと趣向を変えてみたい

旬で旨くて簡単に釣れる魚はいないか

シロギスはどうだ

イマイチ萌えないな

流行りのウナギは論外

そろそろショゴはどうだろう

ショゴはご存じカンパチの若魚で

初夏から秋頃まで漁港に入りこむ

サバにしろブリにしろマグロにしろ

青魚の小さいのはたいてい旨くないが

カンパチについてはそれは当てはまらない

ショゴは小さくても旨いし

刺身でもとれれば上等だ


引きも強くルアーにもよく反応して

釣り物としても面白い

そうだショゴを釣ろうと思い当たる釣りブログをチェックしてまわってみたが

どうも今年はまだ早いようだ

いるにはいるが数が少ない

だったらヤメようと考えるのが合理的なのだろうが

俺にはそれができないことが多い

脳内の妄想エンジン・オプチマイゼ―ション・システムが駆動してしまうのだ

ショゴの群れは今まさに房総の岸べりに到達しつつある

外房から南房の漁港をローラーで撃っていけば

どこかで入りたての群れに出くわす可能性は極めて高い

シーズン初めのショゴはとても釣りやすい

おぼこいショゴ達は俺の泳がすルアーに殺到するだろう

ひとつのルアーで2匹釣れてしまうなんてこともあるかもしれない

旨いショゴが入れ食いだ

小さくたってカンパチの仔

ぎゅんぎゅんぎゅんぎゅん引くだろう

ドーパミンはダクダクと分泌されるに違いない

ダクダクだぁダクダクだぁとはしゃぎながら

俺は房総半島を横切り勝浦へと向かったのだ








...







いつものことだが別にダクダクにはならなかった

漁港を回り係留された漁船やブイ周り

浮遊物の下をチェックしたがショゴは見えない

3ポンドテストのナイロンに2g位のジグヘッドを結び

アヤシイところを叩いて回った


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ショゴには結構ゴムが効く







...







平日なのであまり釣り人は見えないが

各漁港に一人ずつくらい爺さん釣り師がいたりする

俺はたいてい声をかけ挨拶し

許されれば少しおしゃべりをする

思い出話にからめとられてなかなかリリースしてもらえないこともあるが

役に立つ話を聞けたりもするのだ

ノベ竿で小メジナを釣る爺さんがぱらりとアミコマセを打つ

その横にウンコ座りしながらぼそぼそと言葉を交わし

アミをついばんではひらりひらりと反転していくコッパメジナを眺めていると

あらぬ方向からスッ飛んできてアミを喰い

またスッ飛んで帰っていく魚が見えた

見間違えようもない額に巻いたイナセなハチマキ


ショゴの兄ちゃんいるではないか






...







ヤツが帰っていった方向にジグヘッドを投げる

糸ふけを見て着底を確認したら

おもむろにチョンチョン巻き巻きと誘い上げてみる

おおっ、何匹かついてきたぞ

そのうちの一匹が激しくバイト

合わせると緩めのドラグがチリチリと鳴く

抵抗して泳ぐショゴに仲間が付いて回る

見れば掛けたのは20cmくらいで一番小さいようだ

大きいのは30cmくらいありそうだ

あれが喰いた釣りたい

俺は急いで掛けたショゴを抜きあげると


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証拠写真をパチリ

捩じれたワームをセットし直して再び投げる

底から早巻きで誘いあげるとまた何匹かついてくる

水面近くまで泳ぎ上がったワームに喰いつく寸前

1cm手前でピタリと止まるとUターン



見切られたか


俺は竿を振り下ろすように糸ふけを出す

数十センチ沈めてからまた誘いあげる

このテクニックも手のヒラアジさんのところで教わったんだったかな

ショゴはなぜだかこの上下の誘いにヨワイ

横目で見ていたのだろう

数匹のショゴがワームについて上下に泳ぎだす

狙いのデカイのが喰いついた

ピシリと合わせると引きを楽しむ間もなくプツリと切れた

去年から巻きっぱなしのラインが結び目から切れたのだ

ナイロンは扱いやすいが劣化も早い

手間を惜しまず巻き替えておくべきだった

俺はダラシないからこんな失敗が多い







...







こういう時は沖目にアイスジグでも投げ込んで

底から誘いあげて歩くのが効きそうだが

今日は出来るだけ多くの漁港をチェックしたい

おぼこいショゴ達に俺のルアーがもみくちゃにされるのが見たいのだ

洲崎辺りまで探って逝けば

きっとそんな群れにも出くわすだろう

俺は南へとショゴ探索を続けた








...







それにしてもショゴは見えない

太夫崎漁港あたりで流石に妄想はしぼみ始め

俺は保険に貝を拾うことにした

貝や海藻の扱いはちょっとムズカシイところがある

漁業権の関係でサザエやアワビは以ての外だし

シッタカくらいでも厳密にいえばダメだろう

だから俺はコイツを拾う


a0279321_15313020.jpg

レイシガイ

レイシガイは磯べりや漁港内にいる肉食の貝で

誰も喰わないから拾っても文句は言われない

それ喰えるのかと目をむく漁師もいるくらいだ

もし見咎められたら他の貝を喰う悪い貝をやっつけてるのだと言えば

かえって有り難がられるってなもんだ

煮貝やみそ汁にして喰うが結構旨い

結構旨いがちょっとピリッとくる

他の貝を襲撃するための毒なんじゃないかとも思うが

なに加熱すればダイジョウブだろう


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けっこうな酒肴になる






...







南房も佳境に入ってくるとどうしても磯に目がいく

まだウネリが残っていて


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あそこは上がれないな

雰囲気のいいサラシに妄想が膨らむ

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ここにはヤツがいるだろう


ヒラフッコでも釣ってみるか

半身ウェットスーツにフェルトスパイクの鮎タビを履く

フローティングベストをつけてポイントまで歩くともう汗ぐっしょりだ

風を感じて潮の流れを読む

波とサラシを見定めてとっておきのルアーをキャスト

どんなルアーを投げたか皆さんにお見せすることは出来ない


a0279321_16255076.jpg

第一投ですよ

この釣りは俺に向いてないのか

瞬時にエサ換算オキアミ3kgとアミ2kgx2個のルアーを根ガカリで失い

俺はトボトボと車の所へと戻ったのだ








...








そんないつも通りのサエナイ釣りをしながら南房の漁港まで来たが

結局見えショゴは一匹もいなかった


a0279321_16431262.jpg

こんなのはいくらでもいた

まだ時刻は午後の4時

夏至も過ぎたばかりの日の長い今頃だから

外房へ向かって釣り返しても

暗くなるまでずいぶん楽しめるだろう

底を探れば何匹か追加できそうだ

夕マヅメに活性の上がったショゴが浮いてくるかもしれない

貝も拾ったし今晩の肴は確保できている







...








今夜は早く帰れそう

俺の中の里ゴコロが呟く

そんな里ゴコロに俺はこうささやく

まだ早いよ、もっと遊んでいこう

えっ、リールの糸も巻き替えなくちゃいけないし

そんなのまた後でいいじゃないか

だって二晩も外泊したらママ(嫁)に怒られる

そんな里ゴコロを俺はカキ口説く

いーんだよ、お互いもうオトナなんだから

そして耳たぶを甘咬みしながら俺は言った

もう予約しちゃったよ、今夜は帰さない

いやん、咲いたマンずるい

ズルイって...


江見の貝ヌルヌルだよ

a0279321_1720108.jpg

意味不明


続く>>


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by US100243 | 2013-07-03 17:36 | 海の釣り | Comments(10)
  

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