カテゴリ:海の釣り( 54 )
外房サーフ~砂に書いたラブレター
   
   
俺はちょっとアセッていた

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寝坊ですよ

その日は大潮で朝マヅメに上げいっぱい

朝ぼらけのサーフで颯爽とルアーでも投げて

喰い頃のヒラメでも釣ってやろうと思って寝たのだが



いつも通り寝坊した


家を出るときには既に5時半をまわっていて

俺の家からサーフまでタップリ2時間以上かかるから

どうしたって朝マヅメに間に合うわけはないのだが

初冬の朝の5時半はまだ真っ暗で

なんだか何とかなりそうな気がして車を走らせた

ひょっとして夜が明けても厚い曇り空で

朝マヅメからの地合いが続いてるんじゃないかとか

ひょっとして地球の自転が少し遅れて

着いた頃ちょうど朝マヅメになるんじゃないかとか

なけなしの可能性にすがってアクセルを踏んだのだが
  

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夜はキレイに明けていた









...









サーフに着いた頃にはもう日は高く昇っていて

のみならず潮もずいぶん下げていた

何だか冷たそうな海にベイトッ気はまるで無く

時折すっぽんすっぽんとボラが跳ねるだけだ

それでもヒラメを喰いたいから俺はルアーを投げた


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しょてからワームだw

ダメダメ感漂う砂浜で俺はルアーを投げ続けたのだが

やっぱりヒラメは釣れなかった

サーファー達の迷惑そうな視線を気にしながら

離岸流やら流れ込みやら攻めてはみたが

全くコツリともアタリはなかったのだ



俺は竿をたたんだ







...








車に戻ってメシにする


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庭に生った蜜柑と柿

青い空に白い雲

柿の丹色や魚肉ソーセージの桃色に癒された俺は

再び九十九里の砂浜に降り立つ

ちょっと詩ゴコロを刺激されてしまったのか

ココロの中の想いを砂に書いてみたりした


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喰いたい...

砂に書いた俺の想いを

九十九里の波は優しく消していった


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波はどこへ帰るのか








...









想いを書くといえばラブレターだろう


皆さんも結構お書きになったんじゃないか

もちろん俺も若い頃ずいぶん書いた

パソコンもケータイも無かった時代だったから

恋するたびに俺はココロの想いを手紙にしたためた

調子のイイ時は原稿用紙に何十枚も書いて

好いた娘さんに送りつけたりした

ことごとくボツになったそれらのお手紙で

俺は彼女達に何を伝えたかったのだろう

女神のようにも思えた女性への崇拝の念 や

切なく胸を締め付ける恋慕の気持ち

愛した娘達に伝えきれなかったココロの想いを

俺は砂に書いてみたのだ


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ちょっと要約してみた


素直になろうよ


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皆さんだってしたいだろう








...









ここ九十九里の砂浜でエッチをするといえば

これはもうカニ獲りのことだと昔から決まっている

オトナになって自分のココロにウソをつかなくなった俺は

やっぱりサンマを刻んでしまう


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10%引きじゃ負けだろう

向こうからギャルをまじえたサーファー数人が

潮風に髪をなびかせてやって来るぞ

波が消してくれない砂に書いたラブレターを

ウェーダーのフェルト底で消して準備完了だ


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通報されかねないからな

チョットだけだよと言いながら

カニ網を離岸流に乗せるだろう


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サンマと欲望を仕込んで

手繰ればカニが獲れるだろう

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ああ癒される

あともうチョットだけと言いながら

次から次へと獲るだろう


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六荷(誤用)キターッ

外子を抱いたメスも多かったが

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アタシできちゃったの

優しく外してリリースしてあげて欲しい








...









楽しい時間はすぐ過ぎる

カニとの戯れにも疲れて東の空を見上げれば

煌々と光る満月が水平線から昇っていた


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ずいぶん明るく撮れた


月夜のカニは痩せているという


月光を怖れて餌をとらないかららしい

いかにも迷信くさいお話だが

家に帰って試してみるか









...









唐揚げやら鍋やら味噌汁やら

いろいろ楽しみたいとちょっと多めにキープしたが


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みんな大鍋にぶち込んで

メンドクサイので結局全部蒸し上げた

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さあどうぞ

ガザミやイシガニと比べて味噌がちょっと淡白だが

内子の入った個体が多くて充分旨い


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酒がすすむよ








...









ヒラツメガニの殻はけっこう軟らかいから

背中のコウラとフンドシを取ってしまえば

エラと口元の砂袋以外はほとんど喰える

ちょっと柑橘類の汁を垂らしポン酢につけて

足の先までバリバリと喰ってしまうならわしだが

硬いハサミは噛み潰せないからさすがに残す

だが俺の嫁は歯とアゴが頑丈なのか

硬いハサミも喰ってしまう

不機嫌な顔をしてガリガリと大きな音を立て

硬いハサミを噛み潰していく嫁の姿は

屍肉の骨をかじるハイエナのようでかなり怖い



月夜のカニとは俺のことだろう



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by US100243 | 2014-12-18 15:04 | 海の釣り | Comments(20)
年老いたクロダイのお話
   
   
     
小雨そぼ降る秋の冷気の中

仕事してるフリをしながらボンヤリしていると

寒さと湿気が悪いのか春に痛めた左足やら

背中やら腰やらアチコチが痛い

37時間耐久釣り修業から帰ってきたばかりで

まだ疲れが残っているせいかもしれないが


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ひゃっほう!二晩目突入だぜ

やっぱり老いぼれた身体にガタがきてるからだろう

年老いた猫は自ら死出の旅に出て

その亡骸を飼い主には見せないと聞く

そんな猫のココロに共感できるほどに老いぼれた俺は

これは猫や動物に限ったことでもないとも思う


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すべてのイキモノがその時を待つ

文明に淫し自我が肥大し

自然から疎外された人間では今は見られないが

死期を察した老いぼれが自らを律する行動に出る

それもイキモノの自然な姿ではないだろうか

今回の釣行を終えて俺はそんな思いに耽っていたのだ










...









夕マヅメから夜磯でフカセ続けていたが

ウキは全く沈まなかった

もうすぐ朝マヅメだというのに

クサフグ一匹すら釣れなかったのだ


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エサまる残り

東になる背後の山の端が薄明るくなる頃

残り少ない夜釣り時間に祈るような気持ちで

バシャリと沖目に振り込んだ仕掛けが飛んだ

赤く光る電気ウキが横っ走りに流れていく

こりゃあサバでも来たのかと軽くアワセると

意外や重くグイグイと引く

ぐいぐいゴンゴン引くがあまり走らない

これはでっかいクロダイじゃないかと思ったが

それでもやっと魚が釣れたのは嬉しいことで

俺は腰の抜けた2号竿で存分にやり取りを楽しんだ

寄せてみるとやはり50cmくらいのクロダイで

抜くこともできずタモもないので取り込めない

伸び始めたヒジキに頭を寄せてそのクロダイは

闘いに疲れ果てたのかずいぶん弱って見えた

磯べりでゆらりゆらりと波に揺られるクロダイの

その眼の奥にすでに死の影が差してるように

思えて俺がちょっと身震いしたのは

明け方の冷気のせいばかりでもないだろう








...










魔が差したとしか思えない


俺はクロダイのキープは30cmのカイズまでと決めている

喰って旨いのはそれくらいまでだからだ

そのクロダイは磯クロダイだから色こそ銀白色で悪くないが

アタマばかりデカくて身は薄くやっぱり旨くなさそうだった

でもたぶん釣れない時間があまりに長かったせいだろう


ちょっとキープしたくなってしまったのだ


もちろん喰おうだなんて思ったわけじゃない

しばらくスカリに入れて傍らで泳がせたかったのだ

足元の根際はちょっと勾配が急で

ズリ上げることはできない

どうやって獲ろうかと思案して思い出した

俺はなんちゃってルアーマンでもあるから

ライジャケのポケットにボガグリップが入っているのだ

口のデカいスズキやヒラマゴならともかく

クロダイの口にそれが使えるか危ぶんだが


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使えた

俺はなるべく魚を傷めないようにハリスを切ると

スカリに入れて潮だまりに浮かばせたのだ










...









地合いが来たのかアタリが出だした


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足裏君

おはよう、お目覚めかい

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ササノハ君

ほどなくして周囲は明るくなり

潮だまりのスカリを引き上げてみると


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クロダイは死んでいた

タフな野生魚とは思えないくらいにあっけなく

その年老いたクロダイは死んでしまったのだ









...









思えば釣れ方も変だった

振り込んだ直後の水面の針がついたオキアミに

ヤツは挑みかかるように喰いついてきたのだ

俺はずいぶんクロダイを釣ってきたが

こんな釣れ方をしたのは初めてだ

撒かれたコマセやベイトの群れに我を忘れた魚が

大胆な捕食行動に出ることもあるが

この年老いたクロダイは疲れて腹もペタンコで

とてもそんな状態には見えなかった

なんだか俺には思えてならないのだ

これはこのクロダイの覚悟の上の行動ではないかと

自らの死期を悟った年老いたクロダイが

南房磯のこの溝を死に場所と思い定め

針のついたオキアミに喰らいついてきたのだと

俺には思えてならないのだ


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南無阿弥陀仏

死んだ年老いたクロダイに共感のようなものを覚えて

磯辺に横たわるヤツの亡骸に十字を切った俺は

朝マヅメの靄の中、長いこと悄然とうつむいていた


料理編へ続く>>




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by US100243 | 2014-11-05 11:10 | 海の釣り | Comments(8)
南房夜磯~今夜はジャブらない
   
   
年をとると億劫になる

ホントを言えば明日で間に合うことは今日やらない

明日になってもなるべくやらずに誤魔化そうとする

怠惰な行動様式はガキの頃からの習い性なのだが

年をとるにつれそのナマケグセは

いよいよ顕著になってきたように思う

狭い庭を「自然農法による農園」だとウソぶいて

放置プレイで荒れ果てるままにしてるのも


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ボーボーですよ

出来るだけ苦労しないで収穫だけ得たいという

俺らしいアマアマなココロからだろう

この数年ヤマメを釣るのに毛鉤釣り一辺倒なのも


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旬はひとときだけ

ひとえに川虫を採るのがメンドクサイという

俺らしいダメダメなココロからだろう

だが何故かクダラナイことやイヤラシイことを

考えたりやらかしてしまうことに関しては

あまりメンドクサイと感じない傾向にあるのは

たぶん俺の脳の機能やら老化の具合に

部分部分で大きくムラがあるように思えて

これはもう人体の不思議と言っていいのかもしれない










...









こんなブログを書いてるくらいだから

俺はずいぶん魚釣りが好きなんだろうと

お読みくださる皆さんはお察しかと思うが

お察しの通り昔から大好きな魚釣りも

正直釣り場まで逝くのは億劫だ

好きな磯に乗るにもホームの渓流に浸るにも

2~3時間車を走らせなくてはならないからだ

それでも俺は釣りに逝く

できることなら釣り場までワープしたいと思いながら

今日も俺はハンドルを握りちんたら走っている


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誰か乗せてってくれんかのう








...









今日もやっぱり磯で夜釣るが

このところ俺はウェーダーを履かない

蒸れて暑いのがイヤでウェーダーを履かないのだが

以前買った涼しくて泳ぎ易いせっかくのバイオギア

最近はめったに履かない


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快適ですよ

脱ぎ着がメンドクサイからだ

バイオギアを履くとつい腰までジャブって

局部を海水に浸したくなってしまうだろう

するとパンツまでぐしょ濡れになってしまい

釣り終わってからの着替えが大変なのだ

別に腰までジャブらなければいいじゃないかと

言われてしまえば誠にその通りなのだが

局部に潮の流れを感じる快感には抗い難く

バイオギアを履くとつい腰までジャブってしまうから

最近俺はこの優れものの使用を控えているのだ

だから履いているのはもっぱらコレ


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ジーンズ

普段着のズボンを履いて釣り

家を出てから帰るまで履き替えることはない

足元はフェルトスパイクの鮎足袋を履くこともあるが

靴下を履き替えることさえメンドクサイので

最近はスニーカーを履きっぱなしだ


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家から履いて逝く








...










ダサいスニーカーだとおっしゃるか


確かにこのスニーカーはダサいのだが

俺のセンスの問題ではなくこれにはワケがあって

このスニーカーは実は安全靴なのだ

つま先部分がガードで覆われていて

岩に蹴つまづいたりしても痛くない

金属だった昔と違いガードも樹脂製で

とても軽くて履きやすい

ラバーソールではあるが結構滑りにくく


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ハイパーVと書いてある

魚釣りでは重宝している

「ワークマン」というガテン系の店で売っていて

3千円だったか4千円だったか

大して高い靴じゃないので結構お勧めかもしれない

だがいくら滑りにくいと言っても

ラバーソールの靴で濡れた磯に乗るのは自殺行為だろう

豚さん皆さんには申し上げるまでもないことだろうが

濡れた磯は特にノリでも着いていたらムチャクチャ滑る

フェルト底やガチのスパイクでも効かないことがある

こんな靴でいったいどこで釣るのかと言えば

波しぶきさえかからない小高い岩場から釣る

皆さんが荷物を置いて基地にしたり

休日にはファミリーが弁当を広げるような

安全な岩場で俺は竿を振るのだ








...









そんな岩場で竿を振る上物師はいないらしく

チャランボを打ち込む穴はない

だからチャランボはいらない

濡れた水際に近づくと危ないから

魚が釣れてもタモ入れ出来ない

だからタモ網も持たない

荷物が少なくて実に結構なのだが

これじゃ取り込みに難儀だろう

だから俺はこの竿を出動させた


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お年寄りですよ

もう30年くらい昔のことだろうか

男女群島に遠征した駆け出しだった頃の俺は

60cmオーバーのオナガを仕留めるべく

この竿を携えて逝ったのだ

だが結局はタカノハダイで入魂させられたという


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この唇でウヘヘヘヘ

まあ俺の持ち竿にはありがちな

可哀そうな生い立ちの竿なのだ

この数年房総半島に釣行するようになっても

夷隅川河口でイシモチを釣ったくらいだ

そんな侘しい竿生を送っていたこの竿を

この夏俺は磯釣りに再登板させた

どこの産かも分からないような安竿だが

それでも4号竿だから水際まで降りなくても魚は抜ける

40cm以下の魚ならすっぽんすっぽん引き抜ける

30年前九州の「釣り具のポイント」で買われた安竿は

南房夜磯で失くした青春を取り戻したのかもしれない









...









さて遠くまで歩くのも億劫だから

駐車スペースから一番近い岩に乗ろう

いくら億劫でもライジャケは着けなきゃイケない

万が一の時に水死体がなかなか揚がらないと

各方面に迷惑をかけてしまうだろう

だから股ベルトもしっかり留めて磯に乗る

手軽な磯は場荒れしてるのかアタリも遠い

それでもアチコチ探れば釣れないことはない

今夜もイロイロな魚が4号竿の竿先にブラ下がった


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喰ってる猛者もいる

本命魚もブラ下がった

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結構旨いよ

お約束のデカアジもブラ下がる

外房や内房のポッテリとした小アジの方が旨いと思うが

デカくて喰いでがあるのが南房アジの取り柄だ


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旨くないってゆうなー

釣り方がテキトーなせいか釣れる魚にも方向性がない

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海藻かと思った

でもイロイロ釣れる方が俺は楽しい

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ありゃ








...









4号竿を手持ちで釣り続けるとかなり疲れる

波のかからない乾いた岩の上だから

そのまま俺はゴロリと横になった

釣りをするのはメンドクサくないが

家まで帰るのは猛烈にメンドクサイ

雲の切れ間からのぞく星の数をかぞえながら

あぁこのままベッドの中にワープ出来ればと

俺はしみじみ思ってしまうのだ



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by US100243 | 2014-09-17 15:46 | 海の釣り | Comments(24)
南房夜磯~想ひ出の渚
    
    
<<前回からの続き

富浦 I.Cを出て黄色いエサ屋に寄る

解けかけたオキアミを見るとなんだが今日のは小さい

店員は大きい粒のオキアミが仕入れられないと

イイワケとも愚痴ともとれるようなことを言っていたが

ないものはしょうがない

コマセから拾ったチビたエサでも釣れるときは釣れるし

かえってそんな付け餌のほうがイイような気もする

だが今日はクロダイやメジナに愛と敬意を表する釣り

想いを込めて付け餌は別に用意した


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漢(おとこ)なら3 Lだろう

今夜は夜半に上げいっぱい

何かが起きそうな予感もしたのだ









...










漁港でショゴを釣ったり


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まずは喰い物

アカエイに挨拶したりして時を待つ

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そのうちケリをつけるぞ

暗くなったらドーピング

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これなしには生きていけない

狙いは本命魚だからジャブるまでもないだろう

だから今夜もこれで逝く

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ズックにジーンズ








...








月のない穏やかな夜の海

波間に揺れる赤く光る電気ウキが時折沈む


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コンバンハ

ポツリポツリと本命魚であるメジナが釣れる

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コナガ君

やっぱり上物釣りはクロダイやメジナだな

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ボラと呼ばないで

楽しい時間は速く流れる

もう真夜中で潮は満潮に近い

このタイミングだとアレがきちゃうかな

根際で上下していたウキが一気に引き込まれる

おおっ、このアタリはひょっとしてアレかな

ふんっとアワセるとトルクもあってよく走る

おおっ、この引きはもしかするとアレかな

グイグイとよく引いて小さな魚ではなかったが

4号竿なので苦も無く寄せて岩上に抜きあげる

ちっ...


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ボラ本命魚だった







...









夏場のクロダイを馬鹿にしてはいけない

西日本ではクロダイの旬は夏だとされる

イイカゲンなことを言うなとおっしゃるか

俺じゃない、ちゃんとした文献にそう書いてある

俺がガキの時分の釣りの教本がこれだ


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昭和42年発刊

兄貴がくれたこの本は文字通り俺にとってバイブルで

「聖書の時間」に読んでいて牧師に殴られたこともある

どれ、ページをめくってみよう


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どうだそれ見ろ

モノを知らない関東人が臭いと言って敬遠する

夏場のクロダイを旨い料理にする記事を書けば

驕った若者を人の道に戻す格好の教材になるだろう

なるだろうが教材には既にもうメジナがある

だから今日のところは勘弁してやろう

ショージキ言って自信ない

俺はクロダイを優しくリリースした

結局俺は「豚さん矯正作戦」の教材として

小ぶりなオナガを2枚だけ〆て血を抜いて

余ったコマセや道具箱とともにランドリー背負子に

放り込むと夜半の岩場を降りたのだ










...









房総半島にもイロイロな渚がある

内房のタップリ栄養分を含んだ砂浜や

広大な九十九里のサーフ


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なんか俺に用かい

中でも俺は荒磯の間や背後に広がる

キメの粗い砂浜の渚を愛している

波打ち際より上は砂というより磨かれた小石で

いやほとんど貝殻のカケラかもしれない


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南洋ならサンゴのカケラ

サクサクと歩いても砂にまみれることはなく

波の音の合間に聴こえる微かな足音も好もしい

俺は海なし県に生まれ育ったので

海浜の植物はほとんど知らないが

今夜は可愛い青い花が咲いている


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喰えるのかな

そろそろ潮は下げに入るからこの先の岩場に乗って

払い出す流れに余ったコマセを撒き込んで

イサキの1,2枚でも追加してから帰ろうかな

月のない静かな夜

独りごちる俺は何だかシアワセな気持ちで

貝殻のカケラを集めた渚の上を

海浜植物の群落に沿って歩き続ける


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好いたご婦人と一緒なら...









...








ジーンズにズックを履いて背負子を背負い

チャランボも持たずタモ網も持たず

右手に握るたたんだ竿先には

付けたままの仕掛けの棒ウキが揺れる


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夏場にウェーダーなんぞ履けるか

まるでサイタマの田んぼの畦道を歩く中学生のようだが

違っているのはライフジャケットで身を固めていることと

被った野球帽にライトを付けているくらいか

そのライトの強力な光が遠くに人影をとらえた

俺の方へ歩いてきているようだ

真夜中の渚をそぞろ歩く人種は釣り人か

交尾目的のアベックくらいだろうが

その人影は独りで、ほとんど手ブラに見える


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ライジャケ着ろよ

何だろう密漁監視人かな

後ろ暗い所はないから何を調べられても構わないが

小さなメジナを見られるのはちょっと恥ずかしいな

お互い向かって歩いているから人影は急速に近づいてくる

頃合いをみて俺は大きな声で挨拶した

こんばんは~

その人影は残念ながら優子ではなく若い男で

俺の足元やらランドリー背負子やらを

品定めするように見ながら俺に咲いたマンかと問う

いかにもと答えると男は少し緊張した面持ちで言った



初めまして、豚です


ウソのようだが本当の話だ








...









生来人見知りの上にココロの準備もなかったから

俺の応答はずいぶんギコチなかったと思う

だがブログを通して俺は豚さんの人柄を

相当理解していると思っているし

豚さんも俺を理解してくださっているのだろう

二人はすぐに打ち解けた

豚さんは画面の大きなケータイで

その夜の釣花を見せてくださった


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いつも通りフツーに2枚ほど

言ってみれば説教かまそうと思っていた若者に

マウンティングかまされてしまったようなもので

内心俺はかなり狼狽したのだが

そこは南房イカの甲より年の功

さりげなく話題を逸らしたりした

リアルの豚さんは礼儀正しくココロ優しい青年で

いつも通りだと察してくださったのだろう

俺の釣果を問い詰めはしなかった

そして2枚釣ったから1枚お持ちなさいなどと

年長者のプライドを傷つけるようなことは

決しておっしゃらなかったのだ









...









お気に入りの南房の夜の渚

俺は豚さんと肩を並べて歩いた


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う~んロマンチック

俺たちはずいぶん話をした

お互いのブログを通じて知り得た話題を核に

釣りや魚の食味に話は弾んだ

駐車スペースに戻りメアドを交換する

俺の釣りはたいていいつも単独行だが

今度ご一緒に釣行しましょうと

社交辞令でなくお約束したので

いずれ近いうちにそのご報告ができると思う

今夜の邂逅に充分満足した俺は

釣りを切り上げて家へ帰ることにした

別れの挨拶の短いクラクションに豚さんは

ハザードランプを点滅させて答えてくれたのだ


>>料理編に続く





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by US100243 | 2014-08-30 16:23 | 海の釣り | Comments(11)
南房夜磯~年長者のツトメ

   
   
   
   
豚さんをご存じだろうか


貯金箱になったり蚊取り線香をハラに仕込まれたり

いろんなトコロにいろんな豚さんがいるが

俺が言いたいのはもちろん釣り師のほうの豚さんで

南房夜磯を徘徊する方の多くはご存知かと思う


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味には結構ウルサイよ

本格的に釣りを始めてまだホンの数年と聞くが


後生畏るべし


卓越した情報収集ならびに分析力に行動力が伴い

今ではもう南房夜磯師のエキスパートとお呼びしていいだろう

ことに夜磯師垂涎のフエについて結果を積み重ねていて

情報を求めてクレクレ君が殺到するお書きになっていたブログを

資源の枯渇と釣り場の荒廃の遠因になるのではないかと

憂慮の末閉じられてしまったことを

残念に思う向きも多いのではないだろうか









...









豚さんは性的嗜好同様変わったモノがお好みなのか

俺のこの変なブログをお読みになることがあるようで

時折コメントを下さったりもする

だが他の読者の皆さんと同じくリアルでの面識はない

面識はないが実はずいぶん以前から豚さんの

お書きになっているブログを俺は愛読しているから

何だか近しい感情を勝手に抱いてしまうのだ

大きいクロダイが釣れたと大喜びする記事や


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おめでとう!旨そうだね

針がチモトから抜けてメジナを逃がしてしまったと

口惜しがる記事を微笑ましく読んだり

小さな誕生日ケーキに涙したり

カワハギ釣りの外道で釣れたシマダイを

知らずにリリースしてしまった記事には

ああモッタイナイと声を出してしまったり

ついこの間まで釣りビギナーだった豚さんが

急速に上級者へと変貌する過程を

俺は豚さんのブログを通して見守り続けている


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末は教祖か名人か








...









さて今シーズンに入っても新たに進出した渓流で

ヤマメやらニジマスやらを釣りまくったり

初挑戦したアユの友釣りでは

なんとこともなげにツ抜けを達成したりと


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楽勝ですね

進化にトメドない様子の豚さんだが

その言動にちょっと気になるトコロがある

せっかく釣れたクロダイやメジナを捨ててるという

実際は優しくリリースしているのだろうが

ポイポイ捨ててるという表現は愛に欠けてないか

そしてそのクロダイやメジナを称して

こんな魚達はまとめてボラだとおっしゃる

上物釣りの本命魚をボラ呼ばわりとは


...



驕ったな


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もうピンコ立ちだろう

これは才能のある人間の陥りやすい状況で

学校や会社で皆さんも見たことがあるだろう

能力が高いがゆえに周囲の人や対象が

単純だとか劣っているとか思えてしまうのだろう


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蛍光真鯛針

もとより優秀な人達だからいずれ自分でそれに気づき

軌道修正してより大きな人間になる

だがその過程で周囲と摩擦が生じることが多い

その軋轢で自分が傷つくこともあるだろう

蔑まれた仲間やクロダイが傷つくこともあるだろう

豚さんは上達の速さにちょっと驕ってしまったんだと思う

これは周りの者がピシャリと言ってやる必要がある

有為な若者である豚さんがつまらぬ回り道をしないよう

そのココロに生じた驕りを諌めてやらなくてはなるまい

お節介なようだが


それが年長者のツトメ








...









老いぼれの義務として若者を善導してやろうなどと

つい発作的にイキリ立ってしまったが

十年一日のごとく進歩のない平凡な釣り人である俺に

豚さんに語るべき言葉が何かあるのだろうか

仮にあったとしても勝手に近しく思っているだけで

実際はほとんど赤の他人である豚さんに

いきなり説教かますのはちょっと失礼かもしれない

だから俺は料理を通じて伝えたい


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そんなこともわからんのか!

料理を通じて俺のココロを豚さんに伝えたいのだ

釣って殺めたクロダイやメジナを料理して

美味しく有り難く喰う記事を書いてみたい

もとより豚さんはココロある青年だもの

そこからこの老いぼれの想いを汲み取ってくださるだろう



...


別に大して釣りに逝きたいワケじゃないがまあ仕方ない

食材であり教材でもあるクロダイやメジナを確保すべく

俺は館山道を一気に駆け下ったのだ



続く>>




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忙しいのでいったん切ります
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by US100243 | 2014-08-22 11:44 | 海の釣り | Comments(12)
南房漁港~ショゴを探して
   
 
    
だってモッタイナイだろう

俺は結構ケチンボでなかなかモノが捨てられず

それは食い物に関してもそうだから

ウチの冷蔵庫の中はまだ喰えるのかもうダメなのか

ちょっとよく分からない食い物で充満してるのが常だ

その日も何だかコバラがすいたのでアチコチ探り

一週間前に作ったカツオのヅケを発見しては

匂いだけ嗅いでまた仕舞い直したりしていると

冷凍庫の奥に何やら厳重な包みを発見した


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高価な食い物だろうか

剥いてみると皆さんご存知のエグイ色

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マニアには堪らない色かと

いつの釣行だったのか覚えてもないが

解かしてはみたものの使い切れなかったアミコマセを

モッタイナイからと持って帰り再冷凍したものだ


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消費税はまだ5%だ

アミ汁とは不思議かつアブナイ性質を持っていて

開封してなくてもそしてどんなに厳重に包んでいても

どこからか滲み出してきて衣服やらフロアマットやら

いたる所に付着しのちに腐敗して悪臭を放つ

俺は法定危険物に指定してもいいんじゃないかと

個人的には思ってるくらいだ



嫁に見つかったら大変なことになるな


早いとこ海に逝って撒いちまおう

嫁からの苛烈な糾弾を怖れた俺は

シャーベット状のアミ汁をぱらぱらと台所の床にこぼしながら

そそくさとそのアミコマセを持って家を出た

道具箱を探ればモッタイナクて捨てられない

腐りかけの釣り針がいくらでもあるぞ


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尾長専用でも使ってみるかな

ちゃんと調理をして

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車内常備菜

その夜も俺は磯辺の小魚に餌やりをしたのだ

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たくさんお食べ









...









夜が明けて南房の漁港

蒸しているが街中よりはずっと気持ちがいい

俺は小物竿を継いでリーダーの先にジグヘッドを結ぶ

適当なワームを曲がらないようにセットして

漁港の真ん中あたりに放り込みゆっくりと引いてみた

今日の狙いはそろそろ接岸してくるショゴ

ショゴはカンパチの仔でルアーによく反応する

青物だから走って引くし平べったいからトルクもある

釣りとして面白いし小さくても結構旨い

だから今頃の季節に俺は好んでショゴを釣るのだ









...









さっそく何かが追ってきたぞ


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あと20cm大きけりゃな

チビカマスが入れ食いだ

この時期のショゴはブイやチギレ藻や係留船など

シェードに寄り添うようについて浮いていることが多い

俺は漁港を歩き回りそんなショゴを探した

最初の漁港はチビカマスばかりだった









...









次の漁港からはムツっ仔がよくルアーを追ってきた


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あと20cm大きけりゃな

こんなチビも秋が深まり20cmを超えてくると

馬鹿に出来ない結構なオカズになる

身は柔らかいが上品で淡白な白身で

小さいくせにかなり脂も乗ってくる


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あと15cm(以下略

とても傷みやすいので扱いに注意が必要だが

刺身にすると絶品だと教えてもらったのは

手のヒラアジさんのブログの記事でだったと思う

冬まで一匹でも多く港内に残っていてほしいものだ


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だったら早く放せよ








...









いろいろ釣れて飽きないが

やっぱりショゴは見当たらない

またキミか


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ガッツキ過ぎだよ

おっイイ引き

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さばどゅびあ

喰える魚はいないのか








...








磯の中に溶け込んでしまうような小さな漁港

普段は立ち寄ることもないが今日は竿を出してみた

防波堤は低く数隻しか係留できないくらいの規模だから

ワンドみたいなもので水は綺麗だが水深は浅い

背丈くらいの深さで水底まで透けて見えている

中層に見えるムツっ仔を何匹が釣った後

俺はワームを何気なく底まで落とした

動きを確認するくらいのつもりで巻き上げていると

突然わらわらと数匹の魚がワームにまとわりつく

驚いて水面まで巻き上げてしまうと

現れた時と同じようにふと消えてしまいもう見当たらない

まるで映画の特撮を見ているようだ



ショゴに見えたが錯覚か


俺は気を落ち着かせてからまたワームを投げ込んだ

魚の見えない水底からチョンチョン巻き巻きと誘い上げる

いきなり10匹近くまで数を増やした魚たちが現れた

群れを引き付けてからフリーフォール

落ちるワームについていく魚達

またチョンチョンと誘い上げてはフリーフォール

堪らなくなった中の一匹が喰いついた

アワセると3lbのナイロンをちりちりと引き出して

仲間と一緒に大暴れ



日本の夏 漁港の夏


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なぜか流血








...









いくつも漁港を回ってみたが浮いてるショゴが見えないから

居そうなところ手当たり次第にワームを落としては

底からチョンチョンと誘い上げ続けた


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やっと釣れた

マグレでたまに釣れる感じであまり面白くないし

酷使した右手首から二の腕がずいぶん痛い


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何だか型も小さい

カゴカキダイもまだ小さかった

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あと4cm...

底を釣るとこんなのも釣れる

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お前も旅をするのか








...








ずいぶん探したが結局浮きショゴは見えず

代わりにでっかいアオリイカが見えた

2キロくらいありそうなアオリイカにうわずった俺は

慌ててエギングタックルをセットして

おもむろにエギをキャストしたのだ


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イカ刺し頼むぞ

でっかいアオリイカは俺のエギを見て逃げて逝った

俺はイカ刺しが喰いたい一心で

未練がましく小一時間エギをしゃくり続けたが


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エギが安物だからダメなのか

やっぱりアオリイカは釣れなかった

右腕限界もう帰ろう








...








ショゴは塩焼きにした


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お疲れ様

ショゴは小さくてもたいてい旨いが

今日のショゴはあまり味が乗ってなかった

たぶん小さ過ぎたのかもしれない


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ちょっとパサつく

安定して旨いのは焼いたアブラゲだな

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大根オロシを忘れずに

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by US100243 | 2014-07-15 10:10 | 海の釣り | Comments(18)
外房ガチ磯~漢(おとこ)釣りファイナル(後編)
   
   
<<続き

ウェットスーツにライフジャケットのフル装備

スイッチが入りアドレナリンをだくだくと分泌させつつ俺は

波しぶき漢汁(おとこぢる)ほとばしる戦場へとむかう


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このサラシには居るだろう

道中の薮で叩き折った竹でロッドを作成する

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パッツン系に仕上げる

14号の漢糸を結ぶ

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適当ノット

リグを組む

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拾った漢針

そして餌

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ジンタ(23cm)








...









ポイントにリグを投入する

湧きかえるサラシに餌のアジは舞いあがり

なかなか沈んでいかないが

引き込む波を見つけて底へと送りこむ

すぐには当たらないがヤツは必ずいる

過去にここで2度スカリを破られているのだ

ノーシンカ―でたわんだ糸に緊張が走る

クックックッと竿先が引き込まれる



キタキタキタァ


ゆっくりと呑ませてからおもむろに竿をあおる

おおっグイグイグイと結構な引きだ

イヤイヤと後ずさるような独特なファイトをする

ほとんどしならない竿でその引きに耐えていると



バキッ


メイドオブ枯竹の竿が折れた

構わず竿を握り直し抜き上げようとすると



バキッ


また折れた

やっぱり野ざらしの竹は弱いな

結局俺は糸をじかに掴んでヤツを岩上に引きずりあげた




うねうねうね



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俺の心象風景です








...









ココロに生じた原初的な恐怖と嫌悪感に堪え

俺は仕掛けを回し遠心力を利用しヤツを岩に叩きつけた



ビタンッ


これは北海の巨大ギンポハンターなみ平さんの流儀だ

なみ平さんは50cmオーバーの巨大ギンポを

こうして仕留めて天ぷらにして喰ってるそうだ



...



ダメだ全然くたばらないぞ

むしろ怒り狂ってヤツは暴れまくる

うひゃあと俺は再びヤツを岩に叩きつけるが

ビビって腰が引けてるからあまり気合も入らずに

べちょんとチカラ弱く岩にぶつけられたヤツは

憎しみを燃え上がらせた目で俺を睨むのだ


あぁぁ...







...









だが俺は負けなかった

今日でヘタレな俺とはオサラバだ

チャランボを握りヤツの首筋に打ち込んだ

そしてスライドハンマーを握りワキを締め

えぐり込むように



打つべし!


打つべし!


打つべし!



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ジョォ~

このまま無慈悲に首をぶった切ってしまうのが

新進気鋭のオカズハンター豚さんの流儀だ

豚さんはチタン製のせっかくの業物チャランボを

ウツボの目打ちなんぞに使ってらっしゃるのか









...










ここからが結構大変だった

ウツボの皮はヌルヌルぶにょりとしてるくせに妙に固く

ナイフの刃先が入っていかないのだ

ウツボは首筋を貫かれてもその気力衰えず

チャランボをぐりんぐりんと巻き上がり

握る俺の手をぬらりぬらりと触るのだ


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やめてーっ

過去のツライ体験が俺の脳裏にフラッシュバックする

額に粘ついた汗をかきながらもウツボをよく観察すると

突き刺した首に何やら孔がある

エラブタらしいその孔にゴツイ料理バサミを突っ込み

チカラまかせに挟み切っていく


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10分経過

まだ生きている

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20分経過

ナイフも動員して切断完了

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30分経過


ウツボ獲ったり


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死闘の果てに








...








潮は上げてきている


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チャランボをフンッとひと振りして

サラシに潜むヒラスズキにウツボの首級をプレゼントすると

俺はすぐに二の矢を放った

アジを針に付け再び海中に投げ込んだのだ

今度はすぐに当たりがある

慣れてきた捌きで抜き上げるとメーターオーバーのウツボだ

高台に引きずり上げて〆ようと思ったが

喰いが浅かったのか針から外れた

波は荒く潮はまだまだ上がる

この位置でまた30分スッタモンダやるのは無理だろう

2匹目は諦めることにする

このままただ帰すのも何だかちょっとクヤシイので

俺はウツボの背中を竿先でペシペシと叩いてやった

でかいウツボは振り返ると俺を見てニヤリと笑い

足元を洗う波に乗ってサラシの中へと帰っていったのだ


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さあ撤収だ









...









駐車スペースまで戻り

ウツボを入れて下げてきた特大のビニール袋の中を

おそるおそる覗きこんでみた


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いや~ん053.gifピクピクしてるぅ


>>料理編に続く



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by US100243 | 2014-04-07 16:18 | 海の釣り | Comments(16)
外房ガチ磯~漢(おとこ)釣りファイナル(前編)
      
その日の海は荒れていた


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ヘタ打ちゃ死ぬな


だが漢(おとこ)には避けて通れぬ闘いがある


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一緒に逝ってくれるか








...










釣り師にとって大切な朝マヅメのひととき

俺はちんたら市原を走っていた


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あー寝坊した

久しぶりの休みなのでイロイロ釣ってみようと思ったのだが

寒くてフトンから出られなかったのだ

軟弱な俺にとって冬の早起きはツライ

今年の冬は特別に寒かったんじゃないか

今日のお話はそんな寒さの厳しかったこの冬の終りに近い

俺の歴史に残る一日の記録である









...









房総半島を横切り小湊に降り立つ

誰でも釣れるらしいカマスでも釣って喰おうと思ったのだが


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なんと誰もいない

平日とはいえ小湊漁港に一人も釣り人がいないのは珍しい

こりゃマナーが悪くて締めだされたか

あるいは魚が入ってきていないのだろう


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とりあえずピュンピュンしてみる

どうやら魚が入ってきてないようだ

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およびでない

あまりヤル気もなくぱちもんジグをしゃくっていると

おや、足下になにやら光るものが


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漢(おとこ)針だろう

なんだかデカイ針だがいったい何を釣るのだろう

針先もまだ鋭い状態なので針ケースに仕舞う

そのデカイ針を見てココロの奥になにか震えるモノを感じたが


俺はまだノンビリしていた


冬とはいえ日増しに力強くなってくる陽の光を浴びて


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正式には道明寺か

桜餅を喰ったりしていた








...









さてこの真昼間に何を釣ろう

そうだノリでもムシって針に付け

肥えた寒メジナでも釣ってみるかと磯に出る


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こりゃキツイ

波気があるほうがメジナにはイイが

さすがに今日は荒れ過ぎだろう


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なんだか汚いな

ノリも枯れてきていてヤル気になれない

どうしたものかちょっと途方に暮れ気味で

俺の車のドラえもん荷台をガサゴソやってると

道具箱の隅から見慣れない糸巻きがでてきた


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漢(おとこ)ハリスだった

おおそうだ、これは30年くらい前に買った糸だ

しかし14号のハリスでいったいなにを釣るつもりだったのか

若い自分が妄想の赴くままに買ったぶっといハリスを見て

俺はココロの奥になにかささやきかけるモノを感じたが



それでもまだノンビリしていたのだ


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鵜原の桜も咲いていた







...








ちんたら走って鴨川

まあいいや肴でも買って帰るかとオドヤに入る

鮮魚売り場に直行すると


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中アジのパック詰めだ

ジンタと表示しているが結構大きいマアジだ

平均23cmのアジをジンタだと言いきってしまうところに

地元スーパーとしての矜持のようなものを感じるじゃないか

そんなオドヤの鮮魚売り場の担当者の心意気に

俺のココロは激しく反応した



漢(おとこ)スイッチが入ったのだ


物語は偶然と必然で紡がれる

俺はそのジンタのパック詰めをカゴに放り込み

条件反射でそばにあったコイツもカゴに放り込むと


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千葉でも半額ゲットだぜ

レジで勘定を済ませ店の外へ出た

ヤツとの最終決着をつけるべく俺は

荒らぶるガチ磯に向けてハンドルを切ったのだ


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漢(おとこ)スーパーに認定


>>続く


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by US100243 | 2014-04-03 15:52 | 海の釣り | Comments(12)
南房夜磯~ナースのお仕事
   
   
   
俺は血圧が高い

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結構若い頃からだ

季節にもよるが行きつけのスポーツジムで測ると

調子のイイ(悪い?)時は上が180くらいあったりする

正直に申告すれば追い返されてしまうだろうから

人に見られぬように血圧計のスイッチを切って

素知らぬ顔でロッカールームに逝くならわしだ

たぶん降圧剤を飲んだ方がいいレベルだろう

だが俺は薬を飲んでないし医者にもかかってない



なぜか


毎年の人間ドックで引っかからないからだ

病院で看護婦さんに測ってもらうと必ず正常値なのだ


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イメージ画像です

不思議なことだがいつも120くらいで収まってしまう

その計測値を目の前に異常を訴えることは出来ない

だから俺は薬を飲まず医者にもかかっていないのだ









...









人間ドックで指摘されないとはいえ

血圧が高めなのは自覚してるから

俺は定期的に献血をする


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ごほーびのオヤツも喰える

血を抜けば血圧も下がるだろうと考えてのことだが

先日献血ルームに逝くと看護婦さんでなく

ヤサグレたようなおっさんの医者がいた

おっさんは俺の血圧を測ると

アンタ血圧高いね、今日はやめときましょと言う

別に喰い下がって反対する理由はないし

おっさんに注射針を刺されるのもイヤだから

俺はおとなしくオヤツだけ喰って献血ルームを出た

その帰り道俺は天啓の如くヒラメイた

俺の血圧の謎が解けたのだ



逆白衣高血圧だろう


若い看護婦さんに血圧を測ってもらう時

俺はイロイロなことを想像してしまう

皆さんだってそうだろう

すると脳のイヤラシイことをつかさどる部位やら

海綿体やらに大量の血液が流入する

それがゆえに血圧が下がるのだ

白衣高血圧と言う言葉があるが

この現象は逆白衣高血圧と言えよう

まだまだ若いもんには負けない









...









タダでゲットした俺の魚拓カレンダーでは

2月の魚はメジナだという


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メジナの旬は短い

陽だまりの磯でノリをむしってハリに付け

ポッテリと肥えたメジナを釣るのが楽しい時期だが

あいにくちょっと忙しい

それでもやっぱり釣りには逝きたいから

今日も夕日を追いかける


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路肩の雪がまるで東北道だw

真冬の夜釣りはあまり釣れないし

マジ寒いから俺の血圧にもよくないのだろうが

釣り場へ向かう道のりはいつも通りココロが浮き立つ









...









真冬の夜磯の水面は低い

解かしたオキアミを入れたバッカンを手にさげ

滑る岩場をずいぶんと前まで出る

たいして釣れないとは思っているが

南房の夜磯では何が起こるか分からない

不測の大物に備えてタモは準備した


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なんか掬いたい

月の無い満天の星空の下

ちびちびコマセながら釣ってはみたが

やはりたいした魚は釣れなかった

ポツリポツリとコナガが当たる


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大きいのは釣れない

せっかくだから写メを撮って

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サイズが分からないようブレブレにw

みちのくのドン詰まりで雪に埋もれて仕事に励む

海おとこさんに禿げましのお便りを送る

すると特別に秘伝のタレを教えるから

そのメジナはヅケにして喰えと

熱い熱いお返事をいただいた

そのタレには豆板醤やら胡麻油やらが入っていて

旨いに間違いないレシピだと思うのだが


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コッパじゃ刺身がとれないのです

 






...









いつも通りのショボい釣りの話はこれくらいにして

今日は冬場限定の俺の愛用グッズをご紹介したい


クリーンガードG10

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ドイツ製?(タイ製らしい)

早い話が使い捨てのゴム手袋だ

俺は冬の釣りにしばしばこの手袋を使う


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さあ逝くわよ

ピッチリしていてこのままハリや糸も結べる

表面加工が施されていて思いのほか滑らない

わずかだが寒さ避けにもなるだろう

オキアミやサンマの切り身をクチュクチュしても

ばっちい汁が直接皮膚に触れないのがイイ

もちろん海水も沁みてこないから

手に傷やアカギレがあっても大丈夫だ


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クチュクチュ

ひと箱に150枚入って2千円くらいだったから

ワンペアで27円見当だ

俺はこの手袋を銀玉ピストルさんの記事で知った

なんでも下町の運河でハゼをエンコ釣る

粋で渋いオヤジ達のあいだで流行り始めたそうだ

ちぎったイソメやキジを扱うには

気持ち的にも具合がイイのだろう

だがエンコ釣りならいいが動き回ると汗をかく

透湿性があるとは言うが内部に汗が溜まってしまう

だから汗をかかない冬場限定グッズなのだ

俺が使い始めるのはカニ漁の頃からか


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サンマくちゅくちゅ

クリ―ンガードG10結構お勧めだ

枚数が多いが用途はいろいろ考えられる

ばっちくてなおかつ微妙な作業が要求される

さまざまな場面で使えるだろう

トイレや汚水槽の掃除にはどうだ

園芸家なら農薬を調合したり堆肥を混ぜたり

お肌がビンカンな若妻なら

中性洗剤で食器を洗ったり剃毛したり

...

ただひとつだけ言っておきたい



変なプレイに使わないでね


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変態禁止


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by US100243 | 2014-02-27 14:14 | 海の釣り | Comments(20)
漁港でカサゴる~エサ屋の壺算
   
   
ケチンボはしばしば無駄遣いする

逆説的な物言いだが何だかそんな気がしてならない

安物買いの銭失いなんて俺のためのようなコトワザもある


半額セールにボイルして喰いきれないほどの刺身を買ってしまったり

景品の魚拓カレンダー欲しさにチヌ針ばかり5千円分買ってしまったりする


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今年もタダでげっとだぜ

ケチンボがゆえに目先のお得感につい幻惑され

モノの本質的な価値や値ごろ感覚を見失ってしまうのだろう


たぶんこの春来日する大統領にアジられたなら

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朝三暮四!!

おサルな俺は答えてしまうだろう

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イエーイ!








...









年が明けたとはいえまだ冬の日暮れは早く

黄色いエサ屋に着いた午後6時にはもうあたりは暗い

解凍予約は入れてなかったのでどうしたものかと考えながら

いまどき自動でない戸をガラリと開ける

こんばんはと店内に向かって声をかけると

店員がなにやらカウンターの上に並べている

ひとつ400円の青イソメのパックだった

そして店員はひとつ400円だがふたつ買えば640円だという



160円もお得じゃないか


俺は素早く暗算を繰り返した

四つ買ったら320円お得だ

ならば六つ買ったら480円もお得だ

えっ6個ですかとひるむ店員の様子に我に返り

あっひとつでイイです、320円?と訊くと

やはりひとつでは400円だという

ちっ...

じゃあふたつください


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160円のお得だ

俺は640円払って黄色いエサ屋を出たのだ








...









真冬の夜の冷気の中に佇み俺は考えた

エサトリも少ない冬場の釣りに

青イソメ2パックは結構使いでがあるだろう

こりゃ夜磯でフカセてる場合じゃないな

今日は初手から根魚を狙おう

青イソメ2パックを消費するには

夜通しカサゴる必要があるかもしれない









...









フカセたりブッ込んだりルアーを投げたり

イロイロな釣りの帰り道に俺は根魚を釣ることが多い

俺の場合たいてい本命魚は釣れないから

なんとか土産を確保しなくてはならないし

なんだかんだ言っても根魚は旨いからだ

確実にオカズを確保するために

いくつかテッパンポイントを持っているつもりだが

海は俺一人のものじゃないから先に抜かれてることも多い

根魚はカニと同様基本的にアレだから

いれば大きいヤツから簡単に釣られてしまう

泳ぎまわる魚じゃないから補充もきかない

だから出来るだけたくさんのマイポイントを持っていたい

俺はマイポイントの拡充を今日のテーマにすることにした

ふんだんにある青イソメを駆使して

釣ったことの無いポイントをラン&ガンしてみよう









...









4lbのラインに8lbフロロのリーダーを付ける

その先にこんなハリを結んでみた


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アマゴ半スレ8.5号

渓流魚用のハリで最近は流行らない大バリだ

20年以上前にアホ買いしたこの手のハリは

道具箱の中にまだゴチャマンとある

それを消化したいのも理由だが使う意味は他にもある

刺さりがすこぶるイイのだ

そして細身だから根がかってもハリを伸ばしてとれる

根魚を探り釣るにはなかなか使い勝手がイイ

チモト2cmに発光ガンダマを噛ませる


発光玉を使うのは暗闇で仕掛けを扱いやすいからで

いくらか喰いもいいのかもしれない








...









ポイントとは釣れる条件に適っているからポイントなので

釣ったことの無いところはやっぱり何だか釣れそうにない

それでも太い青イソメで探っていくと

ポツリポツリとカサゴは釣れる


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コンバンハ

立て続けに釣れたりもする

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結構いい型

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釣りに先入観は禁物だ

久しぶりにキープサイズのメバルが釣れた

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メバルはホントに減ったな

ヒイラギなんかも釣れたりする

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唯一の外道だった

とても寒いがとても楽しい

俺はこんなチマチマした釣りが結構好きなのだ









...









初めて釣る突堤

使っていたアジングロッドがイッキにバットまで曲がる

そしてそのまま戻らずピクリとも動かない

オーバーハングした牡蠣ガラの下に張り付かれたみたいだ

こうなるとまず獲れない

この寒い中ラインを切ってハリを結び直すのも難儀だと

魚肉ソーセージを喰いながらグズグズしていると

竿先がグイグイと動き出したじゃないか

もっと居心地のいい根に移動しようとしてるのだろう

すかさず竿をあおりひたすらゴリ巻く

ポッカリと浮いたカサゴを竿を満月に曲げて抜き上げる


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今日もデカサゴきたーっ

このカサゴも腹パンパンに抱卵していて

明日予定日の母さんカサゴだ

これを喰ったら鬼畜だろう

優しく逃がしてあげなくちゃいけない

喰うなんてもっての外だ

絶対にダメだ

絶対に...

...



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あぁぁ...ゴメンよ...








...









乗っ込みの通り道なのか元々カサゴが多いのか

その突堤はよく釣れた


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青イソメはエサ持ちがいいから

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青イソメ一匹でカサゴが二匹釣れたりもする

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だがどのカサゴもみな臨月の母さんカサゴなのだ

膨らみきった腹から釣ったとたんに卵がコボレ落ちたりする

コボレ落ちた卵の中にキラキラ光る粒がたくさん混じっている


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恨めしげに光るこの粒は

おいおいこれは孵化してるんじゃないか

煮付けた真子にも青黒い卵が目立つようになった


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そんなに俺を見るなよ...

喰いもしない母さんカサゴをこれ以上痛めるのはやめて

俺は早めに竿をたたんだ


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カサゴ三つとメバルひとつキープ

結構釣れたが青イソメは1パックで足りて

残った青イソメも海に返した









...









夜中の館山道を走りながら俺は考えた

400円の青イソメのパックふたつで640円ということは

つまりは2割引きってことだな

半額ハンターの俺からすれば大した値引きじゃなかった

それに結局青イソメは1パックで足りた

1パック400円の青イソメに640円払ったのだ

6割増か...

...


カサゴはたくさん釣れたけど

新規ポイントも開拓できたけど

ハンドルを握る俺のココロは何だかちょっと晴れないのだ




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by US100243 | 2014-01-31 11:10 | 海の釣り | Comments(8)
  

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