今朝も遅くに家を出た
まだ京葉道路上なのに日が昇る
ああ眩しい
朝マヅメのゴールデンタイムに釣り場にいないのは
釣師としていかがなものかとおっしゃるか
別にイイのです
なぜなら俺は蟹師なのだから
...
清らかな家庭菜園と魚釣りのブログのはずなのに
カニ獲りのことばかりを書いていて
お読み下さる皆さんも流石に食傷気味だろう
なんだか俺もかっちけない気分だ
だから今回はカニ獲りを試してみたいという
物見高いビギナーさんのために
カニ獲りについて思うところをいくつか書いてみたい
少しは人様のお役にたちそうな記事を書いてみて
今後カニ獲りについて書くのはホドホドにしようと思うのだ
...
まずは主たるタックルであるカニ網
投げ釣り用と謳ってみたり
色が茶色だったり
形も色も様々なカニ網が売られているが
ありていに言って何でもいい
その釣り人の欲望の大きさに比例して
選ぶカニ網のサイズも大きくなる傾向があるようだが
別に小さなカニ網でも遜色なくカニは獲れる
だから予算と好みに合わせて好きな網を買えばいい
...
注意したいのはラインだ
たいていのカニ網には5mくらいの細引きが付いているが
それをきちんと結んで使うことをお勧めする
釣り教本には5号くらいの道糸の投げ釣りタックルに
カニ網を結んで投げると説明するものもあるが
これはやめた方がいい
漁港のカニ網は2投に1投は根ガカリする
海中に残せば根ガカリ必至の迷惑地雷になっちまう
何が何でも回収すべきだろう
渾身の力で根ガカリ部分を引きちぎるには
5号や6号のナイロンでは無理だ
だから付属の細引きロープを使ってほしい
竿で投げたって空気抵抗でどうせロクに飛ばない
手で投げて届く範囲で獲ればいいのだ
...
エサには俺はサンマを使う
安くて手軽だからだが別に何の魚でもいいのだろう
いつだったか俺のカニ漁をそばで見ていたサビキ親父が
これ使えっぺよぉと釣り上げ踏み殺したアイゴを
俺の方へ蹴り寄こしたことがある
危ねえじゃねえか
手裏剣のように投げ返してやりたかったが
サビキ親父に悪気もなかろうから黙って海に返した
今思い出してみればアンモニア臭いアイゴの身でも
カニが獲れるか試してみても良かったかもしれない
...
そのエサを入れる網袋だが
これが結構消耗する
特にイシガニやオニヤドカリの多いポイントでは
数投で破られてしまうこともある
ビリビリですよ
もちろんエサがコボレ出なければ用は足りるわけだから
その辺に落ちている釣り糸でアナを適当に補修すればいい
だがいずれ限界が来るしウツボに一撃されることもあるから
一発ですよ
別売りのエサ袋を準備しておく必要がある
ふたつ入って100円だ
ひとつ50円が惜しくて俺は行きつけの八百屋に訊いてみた
ニンニク入れるようなアミ袋あるかい
八百屋のオヤジは答えた
あるよ
20ばかりおくれ
いいよ
代金取ってくれよ
じゃ1000円
...ひとつ当り50円か...まあいいや
見ていたおかみが助け船を出してくれた
咲いたマンさん貧乏なんだからお金取るんじゃないよ
じゃ100円
ひとつ5円だ
仕入原価がいくらか俺は知らない
皆さんも行きつけの八百屋があれば訊いてみればよろしい
...
さて狙うポイントだがよく解らない
タイワンガザミもイシガニもオニヤドカリでさえも
そればかりがたて続けに獲れることが多いので
何やらポイントがありそうだが法則性が解らない
底が見えない程度に深いところを狙ってはいる
夜網なら沢山獲れるし浅場でもイケるのかもしれないが
俺は昼しかやらないから解らない
皆さんも先入観を持たずにイロイロやってみるがよろしい
...
そんなカニ網をいくつか仕掛けておいて
網を上げてカニを外したりエサを仕込んだり
順繰りに作業していくのが効率的なのだろうが
俺はそんなことはしない
細引き一本カニ網ひとつの漢漁だ
まあココロはアマチュア腕はプロとうそぶいて
ゲーム・カニングを気どっているワケではなく
めんどくさがりで怠惰なだけだ
合間に小魚を釣ったり貝を拾ったり
イロイロ遊んで待っていたりする
喰うに足りるだけ獲れればいいのだ
...
浸けておく時間は10分か15分くらいか
長く浸けておくほどいいという説もあるが
俺はそうは思わない
カニは馬鹿で凶暴だからいればすぐに寄ってくるし
長く置いておくとウツボやタコに襲撃される恐れも増す
最近は場荒れも目立つから
網抜けを狙ってこまめに探って歩くのが有効だと思う
...
思いつくままに書き連ねてみたが
何かお役に立つような点があっただろうか
これを読んだビギナーさんがカニを獲って
そのカニを茹でて思い出とともに味わうことができたなら
俺はちょっと嬉しいと思う
ご健闘を祈る
にほんブログ村
海釣り ブログランキングへ
渓流釣り ブログランキングへ
最後まで読んでくれてありがとう
一回投入の度・・・?
前から疑問に思ってました( ゚Д゚)
サンマ餌を食べるのにどうして網に絡んじゃうのか・・・考えると今夜も眠れん(*_*;
本日も拙ブログにお越しいただき、ありがとうございます。
カニ網はロストしてしまわない限り、ずっと使えます。
どうしてアミに絡んでしまうのか人間から見るとちょっと理解に苦しむところですが、何しろカニは手足やら関節やらが沢山あります。
コッチを外そうとしてる間にアッチが絡んでしまったり、しまいに収拾がつかなくなってしまうのでしょう。
捕獲したカニはたいてい不満げな顔をしてます(笑。
欲望のままに沈め、カニ汁にまみれる(笑
咲いたマン様
こんにちわ
カニ網師となるべく
弟子入り志願者が増えそうですね。(笑
尚、
年末は、見回りも強化されておりますので
くれぐれもお気をつけ下さいませ。
では今週もご安全に。
本日も拙ブログにお越しいただき、ありがとうございます。
画像のカニはイシガニで、凶暴ですがミソは甘くて濃厚です。
茹であげられる最後の時に、気力を振り絞っておどけてみせたのかもしれません。
思えばアッパレな漢(カニ)でした(笑。
本日も拙ブログにお越しいただき、ありがとうございます。
官憲の手に掛からぬようご心配いただきまして、重ねてお礼申し上げます。
カニ網を沈めてココロ静かに海中を凝視してますと、岸壁にへばりついたアワビやらコンクリの間に目を光らせるイセエビやら、いろいろなものが見えてきます。
でも蟹師の名誉が掛かってますので、ご禁制の獲物には手は出しません。
ご安心くださいませ(笑。
本日も拙ブログにお越しいただき、ありがとうございます。
そうですか、アチコチに手を出して収拾がつかないのですか。
ご婦人方に茹であげられないよう、ご用心ください(笑。
リハビリの成果はいかがだったのでしょう。
舐めたり吸ったり、ココロ癒すことができたなら何よりと思うのですが。
当方日本一のお山の下での生活並びにハンティングしております。
今年は…ハズレ…
青く狂暴な戦士はさっぱり…かといえば大きいお手々の彼女は失踪…
去年遊び過ぎて愛想つけられたのか、または…売られてしまったのか…
いや、浮気に走りやがったな(;´д`)
いつも、楽しく拝読しております!
隠れたファンの一人です。
毎回アップ楽しみにしています♪
本日も拙ブログにお越しいただき、有難うございます。
富士の裾野で狩猟生活ですか!!
世界遺産登録おめでとうございます(笑。
房総だけでなく、駿河湾(あるいは相模湾?)でもカニは不漁ですか。
来シーズンに期待しましょう。
今後ともよろしくお願いいたします。
明日11月5日に能代海水浴場で、ヒラツメガニ釣りおっぱじめますよん(^^♪ 成果を報告します。頑張るド。
あっちゃんさん、初めまして、おはようございます。
お初にコメントくださり、ありがとうございます。
モクズガニは難しいです。
清流から海辺まで大きく移動しますから、漁の精度を上げるにはよほど精通していなければならないのでしょうね。
秋田県でしたらナンチャッテ毛ガニはいませんでしょうか。
エッチガニたくさん獲れるといいですね。
ご武運をお祈りいたします(笑。